リーダーシップがある人を目指す方法
職場でスキルアップやキャリア構築を目指すのに、避けては通れないのが「リーダーシップ」です。リーダーシップがある人にあこがれる、リーダーシップがある人になることに自信が持てないという人は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
考え方やどんな行動をとればよいか、その方法をまとめました。リーダーシップがある人の特徴的な行動も含め、自分に資質がないのでは?としり込みする人も、自信を持って行動できるよう指南いたします!
リーダーシップがある人の特徴
リーダーシップがある人は特徴的な行動をとっています。身の回りで統率する立場にある上司など、リーダー格の人物と照らし合わせてみると腑に落ちることもあるでしょう。リーダーシップがある人の真似をすればよいというものではありません。
しかし、特徴的な行動ができるよう手帳などに書き出しておくと、自らが目指すリーダー像が明確化するはずです。リーダーシップがある人にはどんな特徴があるでしょうか。一部をご紹介します!
常に周りを見ている
リーダーシップがある人は、自ら率先して行動を起こす人も見られますが、周りの人を動かすことも上手です。
方法として、常に周りを見ており、的確にシミュレーションを行います。その日のタスクなどと照らし合わせながらスケジュール管理を行い、指示を飛ばします。
自ら率先して行動を起こすのは「自分でやったほうが早い」からではなく、周りを動かすための道筋づくりです。こうした下準備の方法もしっかり考えられるのが、リーダーシップがある人です。
適材適所を見極められる
リーダーシップがある人は、仲間の能力をマネジメントできる特徴もあります。どうしたら効率よく仕事を進められるかを逐次考えており、適材適所に人材を配置します。もしスキルが満たない仲間がいても、自ら指導をするほか指導役をつけるなどで補います。
また仕事上、身に着けるべきスキルや条件を可視化し、仲間全員に提示し目標設定をしてもらうのも特徴的です。リーダーシップがある人は、仲間が平均的なスキルを身に着けられるよう、常に考えています。
代替案や解決方法を提示できる
チームの仲間が仕事上のミスをしてしまった、現状では今の方法で仕事をするのは得策ではないというようなトラブルも多々あります。
短時間に代替案や解決方法を提示し、仕事がスムーズに進むように提案するのもリーダーシップがある人の大きな特徴です。
この場合は人任せにせず、一緒に行動を起こします。リーダーシップがある人が一緒に行動することで、再び同じミスを起こさないよう指導をし、トラブルシューティングの方法を伝えます。
日々学びを重ねている
周りを見据えられるのも、代替案や解決方法の提示ができるのも、リーダーシップがある人が日々学びを重ねているからです。
どうしたら効率化が図れるか、どうしたら新人が育つかといった分析も学びの一つです。
リーダーになったから終わりというものではなく、常にアップデートを重ね情報を仕入れていくことで、さらなる対応力を身につけています。仕入れた情報は、きちんと仲間とシェアすることも怠りません。
リーダーシップがある人の考え方
リーダーシップがある人はどのような考え方を持っているのでしょうか。完璧でいる必要はありませんが、思考方法を学ぶことでリーダーシップがある人に一歩近づくことができます。
あなたが苦手なリーダー、ついていきたいと思うリーダー、それぞれの考え方を参考にするのもよいですね。
苦手なリーダーにどうしてついていきたくないのか、あるいはなぜこのリーダーに人望を感じているのかを自分なりにまとめると、リーダーシップがある人の考え方や行動に近づきます。
「一人ではなくみんなで」の考えで行動する
行動力があって、率先して体を動かすのはリーダーシップがある人の大きな特徴です。しかし、なんでも一人で解決してしまうのは「ワンマン」でしかありません。
リーダーシップがある人はみんなで問題を共有し、みんなで解決するといった考えをもっています。
しかし、その行動を頼りないと思わないのは、みんなの意見をまとめてしっかりと全員で共有し、行動に移すから。大事なところでは責任感をしっかりと持って動くといった点も評価されます。
「すべてにおいて本気で取り組め!」の考えで進む
仕事も遊びもすべてにおいて本気で取り組むのが、リーダーシップがある人の考え方です。
「リーダーだから、みんなと飲み会はいかない」という人も見られますが、リーダーシップがある人は職場での飲み会にも参加します。
こういったケースではコミュニケーションリーダーをほかの人に任せて、自分は「一社員」として仲間と同じベクトルで楽しみます。
気を使わせない心配りが「すべてにおいて本気で取り組む」ことだといえるでしょう。
「仲間に任せることを大事にする」の考えでまとめる
リーダーシップがある人が、大学生のインターンシップや新入社員向けのOJTに関して、部下である若手社員に企画立案や本件を任せることがあります。
丸投げではなく自覚や自立を促すための足掛かりとして取り組ませているのです。進捗を都度ヒアリングし、相談を受けたらヒントを与える程度にとどめ、介入はしません。
リーダーシップがある人は、後進の指導や育成を行う方法にもたけていますし、仲間を信頼し任せることも大切にしています。