『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 Photo: J Wilson/Lucasfilm/Disney/Kobal/Shutterstock
カイロ・レンがまた何かの作品に登場する可能性はあるのだろうか。
2019年、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で、『スター・ウォーズ』の40年以上にわたる「スカイウォーカー・サーガ」が完結した。
続三部作から登場した「カイロ・レン」ことベン・ソロはレイア将軍を母に、英雄ハン・ソロを父にもつスカイウォーカーの血筋だったが、ダース・ベーダーへの強い憧れから「闇落ち」してしまうキャラクターだ。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のラストでレイを助けて姿を消してしまうカイロ・レンだが、その人気から、カムバックをのぞむ声が相次いでいた。
では、そんな彼が戻ってくるのにピッタリの作品はあるのだろうか。
候補として考えられるのは、昨年からディズニー・プラスで配信されている『スター・ウォーズ』のアニメシリーズ「スター・ウォーズ/テイルズ・オブ・ジェダイ」だ。
シーズン1では、プリクエル時代を舞台に、ドゥークー伯爵とアソーカ・タノという2人のジェダイのバックグラウンドが描かれた。
今後さらにシーズンが続けば、この中でカイロ・レンと両親の関係性、スカイウォーカーの一族であるというプレッシャーからの悩み、スノークとパルパティーンからの誘惑に心が動く姿などが描かれる可能性がある。
また、もし同作のシーズン2でレイのストーリーに焦点が当てられた場合、フォースの力が2人の出会いにどのように影響を与えたのかも描かれるかもしれない。
2020年に発売されたウィル・スリニーとチャールズ・ソウルによるコミック「Star Wars:The Rise of Kylo Ren」では、幼少期のカイロ・レンが描かれたが、もし「スター・ウォーズ/テイルズ・オブ・ジェダイ」で取り上げられれば、彼とレイの出会いに「必然性」があったとする物語を掘り下げもできるだろう。