・BTS(防弾少年団)のジミンが大好きな「トッポッキ」が、アメリカで人気を集めている。
・海外では、過去にも“ジミンが食べた赤い食べ物”として、韓国料理だけでなく、コチュジャンまでもが注目されたことも。
・しかし、当の本人は最近、ソロ活動に励むためダイエット中。好物も封印する無念の日々を過ごしているよう。


現在、ソロ活動に注力中のBTS ジミン

BTS(防弾少年団)のジミンの好物「トッポッキ」が、アメリカで大人気となっているようだ。

韓国メディアのスポーツ京郷(sports.khan.co.kr)によると、米NBCが最近、韓国を代表する粉食の一つであるトッポッキの現地での人気ぶりに注目し、ジミンがこの現象の一助となったと伝えているという。

実は彼は、2019年にソウルの東大門市場の屋台で、トッポッキを食べる姿が捉えられ、SNSで大きな話題になったことがある。

当時、海外ファンの間では、“ジミンの好物”として注目を集めたトッポッキを含む韓国料理が大人気となり、2020年韓国の米加工食品の輸出額が初めて1億ドルを突破した。

2022年1月には、韓国メディアの朝鮮日報が『“ジミンが食べた赤い食べ物” 4年で輸出63%↑』という見出しで記事を掲載。トッポッキだけではなく、その主材料であるコチュジャンの輸出額までもが跳ね上がったのは、「まさに“ジミン効果”だ」と報じた。

現在、BTSメンバーのVが出演しているtvNリアリティー番組『ソジンの家』でも、韓国人のソウルフードであるトッポッキや、キンパ(のり巻き)やラーメンといった、韓国の屋台メニューが登場する。

この番組は、アメリカでもAmazon Prime Videoを通じて配信中。そのことも影響し、今再び「トッポッキ」が口コミによって広まり、大きな反響を呼んでいるようだ。

しかし、海外での韓食ブームの立役者ジミンはというと、しばらく好物を口にすらできていない状況のよう。

3月24日に1stソロアルバム『FACE』をリリースしたジミンは、現在ソロアーティストとして精力的に活動中なのだ。

アルバム収録曲『Set Me Free Pt.2』のMVビハインドでは、体重50kg台というスリムな体型をキープしていることを明かし、「トッポッキも本当に長い間食べてない」と、食事制限に励んでいることを告白した。

4月1日にKBS Kpopの公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルで公開された『リムジンサービス』のスペシャル番組でも、ジミンはダイエットに言及。「思ったより太りやすい体質なので、ダイエットを長くやっていた。今回のアルバムを準備する時も、7kgくらい減量した」と伝えている。

しかし「ダイエットは大変だけど、ファンの皆さんが喜んでくれるのなら」と、ジミンは好物の「トッポッキ」を封印し、ソロ活動に集中しているのだ。

そんな努力の成果が実り、ジミンは今、スリムで引き締まった体型で、キレッキレの見事なパフォーマンスを披露している。

また同時に、アルバム『FACE』も輝かしい成績を見せている。

3月31日に韓国国内CD販売量集計サイト、ハントチャートが発表した資料によると、『FACE』は145万4223枚という歴代ソロアーティスト初動(発売後、1週間のアルバム販売枚数)1位の記録を打ち立てた。

そして4月2日(現地時間)、米ビルボードのメインアルバムチャート“ビルボード200”では、2位にランクイン! これはK-POPソロアーティストの中で、歴代最高の順位となる。

ジミンの我慢と努力の成果が、今、世界中に広がっている。