4.猫が長生きするためにできること

【専門家監修】猫の平均寿命は?室内で飼う場合の特徴や長生きするためにできることを紹介
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

愛猫が1日でも長く健康で過ごせるために、飼い主さんにはどのようなことができるでしょうか。

定期健康診断の受診

万一の病気の際に大切なのは早期発見・早期治療。
そのためには、何と言っても定期検診の受診が重要になります。また、動物病院で定期的に診察を受けることで、獣医師から食事や運動など健康上のアドバイスを受けることができるため、健康管理にも大いにつながります。

おしっこのチェック

シニアになると多くの猫が発症するのが腎臓病です。腎臓病は目立った初期症状が見られないため早期発見が難しいとされていますが、そんな中でも飼い主さんが早く気が付いてあげられるのが尿の異常。腎臓病にかかると色の薄いおしっこを大量にするため、日頃からおしっこの色や排泄頻度などを確認するようにしましょう。

常にきれいな水が飲める環境

もう1つ、腎臓病の予防に欠かせないのが十分な水分摂取。しっかりと水分が摂取できていればおしっことともに老廃物が排出されますが、水分不足によっておしっこが出ず腎臓に老廃物がたまると、腎臓病のリスクも上がります。
そのため、いつでも新鮮な水を十分に飲めるような環境づくりが大切です。

適切な食事内容

人間と同じように、猫も毎日口にする食べ物で体は作られていきます。
おやつに偏ることなく栄養バランスの取れた食事をとることや、飼い主さんの食事やお菓子を与えないようにするなど、若いうちから食事内容には十分注意しましょう。

肥満予防

「肥満は万病のもと」とも言われるほど、肥満は心臓病や糖尿病などさまざまな病気の引き金となります。特に完全室内飼育では十分な運動をさせることが難しい中、大切なのは“太らせない”という意識。食べ過ぎや運動不足には十分注意をし、日頃から体重管理も心がけましょう。

ストレス発散

猫の健康維持にはストレス発散がとても重要であると言われています。
室内での上下運動やおもちゃ遊びなど、猫のストレス発散につながるような環境づくりをしていきましょう。

5.まとめ

愛猫には、病気やケガで愛猫が辛い思いをすることなく、健康に長生きしてもらえるのが一番ですよね。そんな健康寿命に対する意識を高め、日頃からできる健康管理をしっかりと積み重ねていってください!


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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