しかし、〈感謝〉だけではありません。終わらぬコロナ禍のあいだ、世界は戦争の悲惨にも引き裂かれ続けています。オーケストラは〈平和〉への強い思いを――もちろん〈音楽〉を通して、しっかりとお伝えしていくでしょう。
今回、〈オーケストラの日 祝祭管弦楽団〉は、指揮に迎えたキンボー・イシイと共に、ドヴォルザークの心おどる楽しい序曲《謝肉祭》や、鳥の歌も愛に包まれて響くワーグナーの《ジークフリート牧歌》、ベートーヴェンのおなじみ《田園》交響曲から後半と、大作曲家たちが音楽に託した、美しい自然への喜びと讃歌を響かせます。そして、チャイコフスキーの交響曲第5番から終楽章‥‥厳しい運命にあらがう力と、突き抜けた先にあらわれる喜びの輝きとを、壮大なオーケストラ・サウンドで響かせる傑作を演奏します。
開演前には、隣の小ホールで入場無料の弦楽四重奏ミニ・コンサート(0歳から入場可!)や弦楽器体験コーナーなどお子さん向けの企画もあるので、ご家族連れでお気軽に‥‥という明るいイベント。〈ありがとう〉と〈ようこそ〉を、これからも長く発信してゆく最初の一歩に、お立ち会いを。
オーケストラの日
3月31日(金) 15時開演
東京文化会館(上野公園内)
提供元・ぴあエンタメ情報
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