FUNRISEは、学校が合わない子どもや放課後の居場所を求めている子どもたちが利用できるオルタナティブスクール(フリースクール)の「アクトラボ」を4月11日(火)午前9時より、埼玉県久喜市に開設する。
今後は毎週火曜、水曜、金曜に開設される予定だ。
悲願のオルタナティブスクールがオープン
FUNRISEは「すべての子どもたちが自分の“イチバン”を見つけられる社会」というビジョンのもと、埼玉県久喜市を中心に無料塾「久喜つばめ学習会」の運営、久喜市本町でコワーキングスペースの運営を行っている。
また、FUNRISEは、無料塾事業、コワーキングスペース事業に加えて、基幹事業としてオルタナティブスクール事業を位置づけ、学校が合わない子どもや放課後の居場所を求めている子どもたちの学びの場、居場所を地域に設けることを目指して活動している。
そして今回、同団体の悲願であった「もうひとつの学校」であるオルタナティブスクール「アクトラボ」のオープンが決定した。
「アクトラボ」の料金は、デイタイムコースが30,000円(税込)/月(1日ごとのスポット利用できる。3,300円(税込)/日)、アフタースクールコースが12,000円(税込)/月だ。
「アクトラボ」の強み
「アクトラボ」は、子どもの生活リズムに合わせて、デイタイムとアフタースクールの2つのコースを用意している。
デイタイムコースは、学校に代わる「もうひとつの居場所であり、学びの場」だ。また、教員経験者、その上で社会福祉士の資格を持つスタッフもおり、教育・福祉のダブルの視点から子どもたちの活動を支えてくれる。
アフタースクールコースは、学校から帰った後に子どもの興味関心を生かした自由な学びを支援。なお、学校の宿題や補習も必要に応じて行ってくれる。
デイタイムコースは平日の日中に開催され、アフタースクールコースは平日の放課後の開催だ。2つのコースは開催時間帯、対象となる子どもが異なるが、支援体制、行える活動は同じ。また、デイタイムコースの子がアフタースクールコースの子と同じ時間に活動することはない。
サービスに専門性を意識
子どもたちと施設で関わるのスタッフの中には、教員免許や社会福祉士などの資格を保有している人もいる。他にも、FUNRISEのメンバーの中には「フィンランドで教育実習をした小学校教員」「“コーチング”が専門の大学教員」など、専門性を有する人々も多い。
フリースクールは「認可外の民間教育」かもしれないが、FUNRISEは提供するサービスに専門性を意識しているのが特徴だ。