とりわけ物語に登場する猫たちは、ただ可愛らしいだけではない。化け猫もいれば、武道の極意を説く古猫もいる。あるいは、母親の仇を討って御殿奉公に上がるなど、波乱に富んだ「人生」ならず「猫生」を送った猫もいる。バラエティに富んだ物語の世界にふれられるのもまた、同展の魅力のひとつだ。
そのほか、猫の絵をネズミ除けのお守りとした浮世絵や、子供向けの浮世絵として人気だった「おもちゃ絵」も約40点出品予定だ。国芳のみならず、広重や月岡芳年といった浮世絵師の優品も含め、多彩な猫の魅力がたっぷり楽しめる展覧会となっている。
なお、同展は、前後期で全作品が展示替えとなる。前期の終了日は4月25日(火)、後期の開始日は4月29日(土・祝)となっているので、ご注意を。
<開催情報>
『江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし』
会期:2023年4月1日(土)~5月28日(日) ※会期中展示替えあり
会場:太田記念美術館
時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜、4月26日(水)〰-28日(金)
料金:一般1200円、大高800円
提供元・ぴあエンタメ情報
【こちらの記事も読まれています】
>BiSH、解散前最後のホールツアーが開幕 吉井和哉プロデュースの新曲「Bye-Bye Show」を初披露
>第46回日本アカデミー賞、司会を務める羽鳥慎一&有村架純、大緊張が予想されるも「しっかりと楽しみたい」
>映画『月の満ち欠け』“エモすぎる”と話題の有村架純と目黒蓮の本編シーンを公開
>『フジロック'23』第2弾でYUKI、The Birthday、Vaundy、SUPER BEAVERら34組追加 出演日程も明らかに
>Stray Kids、初のドーム公演で全30曲を披露「これからも一生ステージに立ち続けたい」