舞台『ねじまき鳥クロニクル』が、2023年11月上旬から26日(日) に東京芸術劇場プレイハウスで上演されることが決定した。

『ねじまき鳥クロニクル』は、村上春樹による同名小説を、イスラエルの奇才インバル・ピントと気鋭のアミール・クリガーの演出、演劇界の俊英・藤田貴大の脚本で舞台化し、音楽を大友良英が手がけた創造性豊かな意欲作。2020年の初演時は新型コロナウイルスの影響で、途中で公演中止となっていた。

出演者は初演から引き続き、主人公の岡田トオル役を成河と渡辺大知、不思議な女子高生・笠原メイ役を門脇麦が演じる。

村上春樹原作の舞台『ねじまき鳥クロニクル』再演決定 成河、渡辺大知、門脇麦が続投
(画像=2020年公演より 撮影:田中亜紀、『ぴあエンタメ情報』より引用)
村上春樹原作の舞台『ねじまき鳥クロニクル』再演決定 成河、渡辺大知、門脇麦が続投
(画像=2020年公演より 撮影:田中亜紀、『ぴあエンタメ情報』より引用)

上演時間は休憩時間を含む約3時間前後を予定。東京公演のチケットは今夏発売予定で、東京公演を上演後、ツアー公演が予定されている。併せてインバル・ピントからコメントが到着した。

■演出・振付・美術:インバル・ピント コメント
2020年、村上春樹さんの偉大な小説『ねじまき鳥クロニクル』を舞台に立ち上げるために過ごした期間は、主人公のトオルが井戸に潜るのと同じように果てしの無い旅でした。初日をご覧になった村上さんから「美しい舞台でした。ありがとう」と仰って頂いたことは忘れられません。再演に向けて、さらに深くこの作品と向き合い、新たな表現を皆と模索するのが今から本当に楽しみです。