イケメン俳優の松坂桃李さん。美人女優さんの夫役や半身不随などの障害者の役までこなします。その始まりは、意外にもヒーローモノでした!注目の若手演技派俳優と呼ばれる松坂桃李出演の数々の作品の魅力に迫ります!

松坂桃李のプロフィール

氏名:松坂桃李(まつざか とおり)
生年月日:1988年10月17日
血液型:A型
出身地:神奈川県茅ヶ崎市
職業:俳優、モデル
所属事務所:トップコート
特徴:左利き

「桃李」という名前は、中国の歴史家司馬遷の書物に書かれた「桃季不言下自成蹊」と中国の故事「桜梅桃季」の2つに由来していて、この名前のせいで、小学生時代いじめに遭い両親を憎く思った時期があるそうです。

大学在学中オーディションで「侍戦隊シンケンジャー」の主演、志葉丈瑠/シンケンレッド(声)に抜擢されました。2年間の休学を経て、その後大学は中退しています。

2019年松坂桃李主演ドラマ最新作「パーフェクトワールド」

「パーフェクトワールド」は2019年4月から放送された連続ドラマで、松坂桃李さんは下半身不随のむずかしい役(鮎川樹)を演じています。

一人で生きていくことを決意していた樹ですが、山本美月さん演じる高校の同級生(川奈つぐみ)との恋愛で心境に変化が起こっていくのですが、いろいろな困難が待ち受けているストーリーとなっています。

女性の視聴者が多いようで「障害者との恋愛がリアルに描かれている」「せつなくて胸が締め付けられるけど見入ってしまう」など、共感の声が多く上がったようです。

松坂桃李、主演なのに仲間はずれに…?

5月20日、東京・豊洲PITで「パーフェクトワールド SPECIAL NIGHT」というイベントが行われました。参加者は、ドラマ出演者の松坂桃李さん、山本美月さん、瀬戸康史さん、中村ゆりさん、木村祐一さんによるトークショーと主題歌を担当する菅田将暉さんによるミニライブという構成でした。

その前半のトークショーで松坂桃李さんだけ出演者のLINEグループに入れて貰えていなかった事が発覚し、バラしてしまった山本美月さんに瀬戸康史さんが「鮎川(松坂桃李さん)の前で言うなって言ったろ!」と注意をしたそうです。

松坂桃李さんは元から友達が多いほうではなく、1人で何でも出来るタイプのようなのですが、このLINE事件にはさすがにショックをうけた様子が伺えたみたいです。

菅田将暉×米津玄師の主題歌が話題!

「パーフェクトワールド」の主題歌には、松坂桃李さんの後輩である菅田将暉さんの「まちがいさがし」が起用され話題になりました。この楽曲は米津玄師さんが作詞・作曲・プロデュースを担当しています。

ドラマプロデューサーが菅田将暉さんにオファーしたところ、菅田将暉さんからの提案でこちらの曲が決まったようですよ。

この楽曲に対し、松阪桃李さんは下記のように語っています。

初めて聴いた時、歌声から菅田の作品への想いがビシビシと伝わってきました。 米津さんの書かれた歌詞に樹の心情とリンクする言葉が多く、ドラマの世界観からそのまま曲が流れていくことを容易に想像できるくらいピッタリだと思いました。 お互い、同じ時期にデビューをした菅田とこういう形で作品作りに関わるということに不思議な縁、巡り合わせを感じます。10年前には全く想像しなかった出来事です。 この楽曲を聴きながら、ワンシーンずつを大切に、撮影に臨んでいきたいと思います。

引用元: https://www.ktv.jp

松坂桃李の出演テレビドラマ一覧(最新順)

戦隊モノから時代劇、サイコパスまで演じる松坂桃李さん。その演技力は高く評価されキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を始め、日本アカデミー賞新人俳優賞など多数受賞されています。

その数々の作品を一挙ご紹介します!

「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(2019年)

2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で松坂桃李さんは、日本オリンピック委員会常任委員・岩田幸彰を演じます。

松坂桃李さんは、2019年9月現在まだ放送第一話にしか出演されていません。この「いだてん~東京オリムピック噺~」中村勘九郎さん演じる金栗四三がマラソン選手としてオリンピック出場を目指す『金栗四三編』と阿部サダヲさん演じる田畑政治が東京にオリンピック誘致を目指す『田畑政治編』の2部構成。

松坂桃李さんは第一話の将来を予見させるシーンに登場しましたが、本編には今現在では登場していません。「岩ちん」の愛称の岩田幸彰を松坂桃李さんがどう演じるか、楽しみですね!

「この世界の片隅に」(2018年)

TBSドラマ「この世界の片隅」では、松坂桃李さんの真骨頂「好青年松坂桃李」でしたね!太平洋戦争中の広島に生きる主人公・浦野(北條)すず(松本穂香さん)の夫(北條周作)役でした。

端正な顔立ちの松坂桃李さんは、時代物がよく似合っています。

「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」(2017年)

奇才・宮藤官九郎作の「ゆとりですがなにか」のスペシャル編『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』

1987年生まれのいわゆる「ゆとり世代」の坂間正和(岡田将生さん)と道上まりぶ(柳楽優弥さん)と小学校教師で童貞の山路一豊を演じたのが松坂桃李さんでした。喧嘩しながらも仲睦まじい3人も見どころです。

「わろてんか」(2017年)

2017年下半期NHK連続テレビ小説「わろてんか」は松坂桃李さんにとって2度目の「朝ドラ」&ヒロインの夫役(北村藤吉)でした。

「わろてんか」の松坂桃李さんですが、冴えない印象を出すための役作りや関西弁の習得が大変だったようです。

「視覚探偵 日暮旅人」(2017年)

原作は山口幸三郎さんの小説「探偵・日暮旅人シリーズ」で、2015年日本テレビ「金曜ロードSHOW!」の単発ドラマでしたが、2017年に連続ドラマとして帰ってきたドラマで、ある事件がきっかけで視覚以外の全ての感覚を失った日暮旅人を松坂桃李さんが演じました。

「ゆとりですがなにか」(2016年)

先述の「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」のオリジナルです。ここでも当然、松坂桃李さんはださかっこいい小学校教師を演じています。

「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(2015)

刑事の里見偲(松坂桃李さん)と先輩刑事の猪熊夕貴(木村文乃さん)との恋模様も気になるのですが、とにかく回を追うごとに怖さを増していく凶悪でかつもの凄く美しい殺人犯・橘カラ(菜々緒さん)の凶悪ぶりがもうジェットコースターに乗っているかのようにゾクゾクします。

「ドラマ特別企画 図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」(2015年)

有川浩さん原作の小説を実写化した映画「図書館戦争」の続編「図書館戦争 THE LAST MISSION」とTBSで放送されたドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」に松坂桃李さんはタスクフォース(図書隊の特殊部隊)隊員・手塚光(福士蒼汰さん)の兄・手塚慧役で登場し、プロデューサー曰く「知的な悪役」を演じました。

「特別企画 全盲の僕が弁護士になった理由〜実話に基づく感動サスペンス!〜」(2014年)

全盲の弁護士・大胡田誠さんの実話を元にドラマ化した「全盲の僕が弁護士になった理由~実話に基づく感動サスペンス!~」で、全盲の弁護士・大河内健介を演じるにあたって松坂桃李さんは実際の弁護士の裁判所での立振舞いなどを研究、さらには原作者の大胡田さん宅に泊まりがけでお邪魔し奥さんやお子さんとも対面したそうです。

「軍師官兵衛」(2014年)

松坂桃李さんの黒田長政役の凜々しいお姿を覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ちょっとやんちゃで勇敢な、岡田准一さん演じる黒田官兵衛の嫡男・黒田長政を松坂桃李さんが熱演されました。

「ドラマW チキンレース」(2013年)

・東京ドラマアウォード2014作品賞単発ドラマ部門優秀賞
・平成26年日本民間放送連盟賞番組部門テレビドラマ番組優秀
・平成25年度文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門優秀賞
と、数々の賞を受賞した素晴らしいドラマ「ドラマWチキンレース」挫折感を抱く看護師・神谷猛(岡田将生さん)と19歳で交通事故に遭い45年間眠り続けた、身体は64歳、心は19歳の青年の飛田譲(寺尾聰さん)との青春の旅で、松坂桃李さんは飛田と意気投合するキャバクラ店の不良店長を演じました。

「世にも奇妙な物語'13 秋の特別編 『ある日、爆弾がおちてきて』」(2013年)

フジテレビの伝統的番組「世にも奇妙な物語」の「2013春の特別編」で松坂桃李さんは「世にも奇妙な物語」初主演を果たしています。共演は2019年夏「凪のお暇」で話題だった黒木華さんです。「自分は人間爆弾!」というパルカ役は今の演技派女優の片鱗が見えましたよね!松坂桃李さんはそのパルカに振り回される予備校生・遠山聡を演じました。

「ダンダリン 労働基準監督官」(2013年)

主人公の基準労働監督官・段田凜(竹内結子さん)とペアを組む南三条和也を演じました。定時で帰るのが理想のまじめ人間で、同期の社会労務士に胡桃沢海(風間俊介さん)がいます。

「花の鎖」(2013年)

「雪」「月」「花」の字を名前に持つ3人の女性の「花の記憶」に纏わるミステリーで、「美雪」を中谷美紀さん、「紗月」を戸田恵梨香さん、「梨花」を松下奈緒さんがそれぞれ演じ、松坂桃李さんは紗月の友人の夫・北神浩一役を演じました。

「TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜」(2013年)

悪い奴らから大金をせしめる史上最強の窃盗集団「TAKE FIVE」の一員・新美晴登を演じました。表は真面目な警備員ですが、実は天性の「忍び込み屋」という2つの顔を持つ役どころでした。

「特別企画 ~リバース〜警視庁捜査一課チームZ〜」(2013年)

警視庁捜査一課に新設された特殊部隊「チームZ」の刑事の一人・江上亨を演じました。「ばくだん星人」と名乗る爆弾魔との攻防戦を描いたサスペンスアクションでした。