――坪井さんはいかがですか。
坪井 「オンエアで見ていただければ多分分かるんですけど、ある子どもが苦いスープを作るんです。その子の作戦では、苦いスープの中に甘いギョーザが入っていて、ギョーザを食べると中和される計算でやっていたんす。でも、出川さんがギョーザから食べてしまって(笑)。すぐに『スープを飲んでください』って言ってスープを飲んだら、ギョーザをうえーって出して(笑)。そのパターンのリアクションがあったんだって(笑)」
――考えもしなかったパターンが登場したんですね。
坪井 「凌駕(りょうが)されて、圧倒されてしまいました。これが僕の中で衝撃的だったシーンです! 収録までに子どもたちと一緒に出川さんを“おいしく”させようってたくさん会議をしたんですけど、子どもたちがとにかく出川さんのことが大好きで! 僕も出川さん大好きなんですけど、それに負けないくらい大好きなんですよね。本当に2週間ぐらいずっと打ち合わせとかしていて。オンエアでは語られないところになっちゃうんですけど、そういう地味な時間があって、『こうした方が出川さん喜びますかね?』みたいな会話があって。人から愛される力が本当にすごいというか、格好いいというか…今回お会いしてみて、その魅力により一層気づきましたね」