最終回にあたり、「まだ私の中には舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています。物語を通して、舞と一緒に私も成長していくような感覚でした。心優しいのはもちろんですが、舞がいつも周りのことを見て、周りのために行動するところがすてきで、彼女の生き方や考え方は私に大きな影響を与えてくれたと思います」と心境を語る福原。
「最終回の撮影では、五島の皆さんがエキストラとして300人ぐらい集まってくださいました。中には船で移動しなければならない場所から来てくださった方もいて、島の皆さんの温かさや愛情をすごく感じました。また、空に飛び立つシーンではいろいろなことを思い出しましたが、中でも“お父ちゃんの工場で作った部品で空を飛ぶ”という夢を実現できたというところには、私自身もグッとくるものがありました」と撮影を振り返る。
そして、「『舞いあがれ!』は、ちょっとつまずいた時や落ち込んだ時などに、『一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ』と背中を押してくれる作品だと思います。皆さまにも繰り返し楽しんでいただけるような作品になっていたらうれしいです」と思いを伝え、「最後に、多くの方が温かく心優しい言葉で『舞いあがれ!』を応援してくださり、その一つ一つの言葉に励まされていました。ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。