ありがとうアロンアルフア!帰ろうとする二人に更なる試練が
無事にサンダルの底を直し、帰ろうかと思った時です。
今度はサンダルの紐がプチンと切れました。
彼は「自分は靴下で帰るから、履いていいよ」と自分の履いていた靴を私に差し出してくれました。
靴下姿でも周りの目を気にせず歩いてくれる優しい彼。
私はと言うと、ぶかぶかの男物の靴を履いた足がミッキーマウスのような状態でした。
電車に乗っていると、知らないおばあちゃんが「お姉ちゃんの靴は履き間違えたのかね?」と声をかけてきました。
思わず私も彼も笑いながら、サンダルが壊れたエピソードを話しました。
すごく恥ずかしい一日だったけど、その分濃厚で思い出に残る一日になりました。
ちなみに、電車で話しかけてきたおばあちゃんは、最後まで彼の靴が無いことには気付いていなかったようです。
帰ってから思い出して、また笑いました。
(20代・女性)
今回は、実際にあった「デート珍事件」についてまとめました。
デートでの空回りも悲しみも幸せも、話のネタに昇華したいものです。
文・fuelle編集部