一方、女性コンビ・ヨネダ2000に対しては、「女の子ねえ、女性だから贔屓しますよねえ。ヨネダ2000。愛と誠ちゃんでしょ? 女の子いいよねえ。うれしい出てて」と好意的なコメントを寄せていた。

 また、審査基準について「前評判とか関係ないんですよ」「その日、一番面白かった組を選びたいなと、純粋に思うわけでございます」「真面目に審査したいなって思います」などと強調している。

 山田といえば、ビートたけしや明石家さんまが出演していたコント番組『オレたちひょうきん族』や冠番組『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(ともにフジテレビ系)など、数々の人気番組に出演。1990年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)では総合司会の一人を務めるなど、「女性芸人で唯一、天下を取った」と言われるレジェンドだ。

「しかし、不倫騒動などをきっかけに、1990年代半ばから人気が急落。バラエティ番組から徐々に姿を消していきました。ただ、前出のYouTube動画を見た若いお笑いファンからは、『山田邦子さんってあまり知らないけど、しゃべりがうまいし、ちゃんと審査してくれそう』『若手芸人のこともちゃんと知ってくれてるし、新しい人への抵抗感もなさそうで安心した』と好意的な声も目立ちます」(芸能記者)

 その一方で、余計な言動で「悪目立ちしないか」と心配する声もあるようで……。

「17年6月放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)に出演した山田は、“痴漢”や“冤罪”といった電車内で発生するトラブルの話題で、『私も、もし周りが全部イケメンだったら、どうなるかわからない』『もしさ、松潤(嵐・松本潤)が10人くらいいたらどうする? 私、(痴漢しないという)自信持てない』と“痴漢目線”でコメントし、司会の坂上忍らを困惑させていました。山田は、時にそうした笑えないボケで周囲を困惑させることがあるだけに、『M-1』で余計な発言をしないかと不安視する人もいるようです」(同)