「今シーズンは、初回こそ17.3%で、前シーズンの初回15.2%を2.2ポイントも上回ったと話題になったのですが、結局、その好調ぶりも続かずじまい。こうなると、やはり打ち切りが現実味を帯びてきます」(テレビ誌ライター)
相棒の“打ち切り説”についてはここ数年、何度も浮上していたが……。
「確かに最盛期の『相棒』はテレ朝の看板番組といって差し支えありませんでしたが、世帯視聴率だけでなく、現在のテレビ界で重視される若年層の視聴率が壊滅的なのだそう。同じくテレ朝のご長寿ドラマシリーズである米倉涼子主演の『ドクターX』は、若年層を含む全世代から支持を受けているといい、それと比べると、やはり『相棒』は、同局の“お荷物”になりつつあったのかもしれません。この視聴率水準が続けば、いずれは過去最低値を次々と更新するなど、ジリ貧になっていくのは目に見えているだけに、このタイミングでピリオドを打つのであれば、これまでの実績に傷をつけずに済む。ある意味妥当な判断といえるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
現時点で、今シーズンの最高視聴率は初回の17.3%。後半に向けて、V字以上の回復を見せてもらいたいが、果たして……。