「ウェイバリー通りのウィザードたち」 Photo: Disney Channel/Kobal/Shutterstock
大人気を博した、セレーナ・ゴメス(アレックス役)主演の子供向けドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」(2007-2012)には別のストーリーが存在する可能性があったようだ。
3月27日(月)、同作品の最初の3シリーズでエグゼクティブプロデューサー兼ヘッドライターをつとめたピーター・ムリエタが、ポッドキャスト番組「Wizards of Waverly Pod」に出演。作品内で「もっと掘り下げたかったストーリーを教えてほしい」というリクエストに応えた。
ピーター・ムリエタは4つのエピソードで、ヘイリー・キヨコが演じた魔法使い「スティービー」に触れると、「スティービーとアレックスの関係という、多くの人にとってごくあたりまえの関係をもっと描きたかった」と述べた。
さらに、2人の関係性を友達以上のところにまで展開させたかったとしたムリエタは、「当時はそこまでできなかった。でもあの関係がどういうものなのかは、みんなわかっていたはずだ。描けていれば、それはそれでよかったのかもしれない」と付け加えている。
ムリエタの回答に、ポッドキャスト番組の司会を務めていたジェニファー・ストーンは「数年後だったら、実現できたかもしれない」と反応。同じく司会のデヴィッド・デルイズも、現代のディズニー・チャンネルであれば「そういうことも起こり得る」と同意した。
またムリエタは、自身のエンディング構想についても告白。シーズン4はセレーナ・ゴメス演じるアレックスとグレッグ・サルキン演じるメイスンの関係を中心に展開させたかったと明かした。
「シーズン4は、アレックスとメイスンが関係を築くようなストーリーが描かれることに期待していたんだ」と語ったムリエタは、「お互いにとって良い存在として、お互いに修復し合えるような」と述べている。