新作では、コタローが小学校に入学したことにより、狩野は幼稚園への送り迎えも、お弁当作りも必要なくなってしまう。1人で小学校へ出かけていくコタローの姿を見て、寂しさを覚える狩野と「アパートの清水」の住人たち。一方のコタローも、両親に対するひそかな悩みを抱えていた。それは「いつか一緒に暮らせるかも」と願っている母親のことでもあり、父親との未来でもあり…。そういったコタローが抱える問題にも一つの答えが出されることになる。

 横山はクランクインすると「このアパートに来ると、“あぁ、『コタローは1人暮らし』が始まったな”という気持ちになりますね」としみじみ。しかし、約2年ぶりの撮影に関しては、「でもさっきもみんなで話していたんですけど、前作から2年も空いたという感覚がないんですよね」とコメント。加えて「相変わらず瑛都とは合間にたわいもない話をしたり、ギターを弾いたりしながら過ごしています」と、前作同様の関係を築いていることをアピールしつつも、「瑛都はこの2年の間にいろいろな現場を経験して、だいぶ大人になったかな。10歳なりにいろんなことを感じながらやっているんでしょうね…」と、2年という時間を実感し、大きな成長ぶりに驚いたことを明かした。

 一方の川原も「『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』の撮影が始まり、横山裕さんや生瀬勝久さんたちと一緒に撮影をして、『あ、前回もこういう感じだったな』と思い出して、すごくうれしくなりました。これからもまだまだたくさん撮影があるので、皆さんと頑張ってやっていきたいと思います!」と再会を喜び、「撮影の合間には、横山さんがギターを弾いているのを近くで見させてもらいました。ギターってどうやって弾くのかな、そもそもどういうものなのかなって分からなかったので、面白く説明してくれました。ギターを弾いている横山さんはかっこよかったです!」と劇中の狩野とコタローのような良好な関係を築いて、撮影現場を楽しめていることを伝えた。