・3月27日、BTSのシュガがMCを務めるYouTubeコンテンツ『シュチタ』の第7話が公開され、BTSメンバーのジミンが登場した。
・ソロアルバムを発売したジミンは、番組内で制作の裏話について言及。さらに練習生時代のエピソードも語られ、過去映像に登場した字幕に感動の声が寄せられている。
・ファンの涙を誘う6つの文章とは?


シュガがMCを務める『シュチタ』の第7話に登場したBTSのジミン

3月27日、BTS(防弾少年団)の公式YouTubeチャンネルBANGTANTVにて、『シュチタ(SUGAが酔っ払うタイムの略)』の第7話が公開された。

番組のゲストにはBTSのジミンが登場。BTSメンバー2人のトークに、世界中のファンから関心が寄せられている。

ジミンは3月24日に1stソロアルバム『FACE』をリリースし、ソロデビューを果たした。

アルバム発売初日から様々なランキングを総なめにしており、タイトル曲である『Like Crazy』は世界111の国と地域で、iTunes”トップソング”チャート1位を記録(25日9時基準)。

さらに『FACE』は日本でも初週22.5万枚を売り上げ、3月28日に発表された”オリコン週間アルバムランキング”では初登場1位を獲得している。ソロアーティストで1位を獲得したのは、今年度初の快挙であるという。

そんなジミンは『シュチタ』内で、アルバム制作の裏話について告白。さらに番組の後半では、BTSのこれまでの活動やジミンの人間性について語られた。

トークの終盤にはジミンの過去を振り返る映像が登場。

映像には感動的な字幕の編集が施され、韓国オンラインコミュニティーを中心に多くのファンが感動の声を上げている。

映像にはジミンが練習生として1人でダンスの練習をする姿から、グループ結成や活動を経て、ソロとして活躍するまでが描かれた。

字幕にはそんなジミンのアイドル人生をまとめた6つの文章が書かれている。

1番遅く入ってきた練習生

1番遅く退勤した練習生

ジミンの側にできた6人の家族

私の家族と駆け抜けてきた10年

たとえ少しの間1人で走ったとしても

その先には私を抱きしめてくれる家族がいることを知っているから

ジミンは練習生時代、最も遅く合流したメンバーであったため、当時はデビューメンバーに選ばれるかどうかが不明確な状況だったという。

しかし、練習室にマットを持ち込んで寝泊まりし、3時間睡眠で朝から晩まで1人、練習に励んだジミン。

努力の結果、BTSのメンバーに選抜され、練習生期間6カ月でデビューを果たした。

メンバーのジンはそんなジミンの練習生時代を振り返り、「ジミンが死ぬのではないかと思った」と振り返るほど。さらに、周囲のスタッフも努力家メンバーとして度々ジミンの名を挙げている。

『シュチタ』内でシュガは、ジミンについて「努力が才能なら、この人は天才だ」と称賛している。

ジミンがソウルに上京した時から現在まで彼を見守ってきたシュガ。そんなシュガが驚くほど、ジミンは最近も練習に力を入れているという。

「最近も本当にありえないくらい練習してるよね?ほぼ毎日してない?」

シュガが尋ねると、ジミンは自身の気づきについて語り出した。

「気づいたんです。何が足りないのかも分かりました。これまでの努力を無駄だったというわけではありませんが、きちんとやり方を知った上で努力しなきゃいけないのに、無駄な苦労をたくさんしたんです」「そうやって回り道をして、ようやく今は正しい方向の練習を始めた気がします」

さらにジミンは過去の自分は基本的なことをせず、焦っていたと振り返っている。その焦りの気持ちはシュガにも伝わっていたようだ。
ジミンはその後、練習生時代の自分に火をつけたのはシュガであると告白。

最初は「BTSに入りたいという特別な欲がなかった」というジミンであったが、宿舎でシュガに「ジミンが歌が上手になってうちのグループに入ってくれたらいいな」と声をかけられ、闘争心に火がついたという。

BTSとしてデビューし、世界的なアーティストとして大成功を収めた現在でも、熱心に練習に励み、努力を続けるジミン。

現状に満足することなく、パフォーマンスや技術を磨き続ける姿勢に、多くのファンから感嘆の声が寄せられている。