西野が演じるのは、大手新聞社のエース記者・奥泉渚。バイタリティーにあふれ、数々の社会の不祥事を、持ち前の食い込み力と徹底的な調査で暴いてきた。彼女が狙う次なるスクープは「Dr.チョコレートの正体」。「Dr.チョコレートはただの都市伝説」と取り合わない上司に盾突きながら、独自取材を続けていた奥泉は、偶然乗り合わせた飛行機内での出来事をきっかけに、Teacherに出会う。その嗅覚で何かを感じ取った奥泉は彼に接近するが、いつしか取材対象としてだけではなく、心ひかれていく。
「敏腕新聞記者、しかも仕事人間の女性という役柄はこれまでに演じたことのない役柄で、自分でもどんなふうになるのか想像もつかない分、純粋に楽しみです」と期待を寄せる西野は、「奥泉は、普通はそれは言わないな、とか、え! それやっちゃうの!?というラインをぐいぐいパワフルに乗り越えていき、それが記者としての得意分野・持ち味になっているキャラクターだと思います。その強さや、予測不能さ、でも、ちょっと憎めないようなちゃっかりしたかわいさや、女性らしい心の揺らぎもあったり、奥泉のいろんな面を、面白く、そして魅力的に見ていただけるように演じていきたいです」と語っている。