警視庁は親族宅も捜索したと報じられており、ガーシー容疑者の動画収益の資金の流れに妹名義の口座が関わっているとみているという。そうした状況もあってガーシー容疑者の発言には注目が集まっているが、運営するオンラインサロン「GASYLE」の公式Twitterアカウントは26日、「本日3/26のGASYLE生配信ですがガーシーさん体調不良のため延期とさせていただきます」と発表したほか、オンラインサロンは引き続きメンテナンス中の状態だと報告した。

「ガーシー容疑者は警察を挑発し過ぎたので身内もとばっちりを受けることになってしまったが、身内や関係先を攻めるのは反社会的勢力の捜査でよくやる手口。これまでのYouTubeなど動画配信収入の大部分を妹の口座に振り込んでいたようで、最悪の場合、ガーシー容疑者の親族の口座も含めて凍結されて資金を立ち、日本に帰国せざるを得ない状況になってしまうのでは」(全国紙社会部記者)

 警視庁は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する意向も明かしている。また外務省も23日に旅券返納命令を出し、4月13日の期限までに応じなければガーシー容疑者の旅券は失効することになるが、それでも問題はなさそうだ。

「すでにガーシー容疑者は、滞在するドバイのあるUAE(アラブ首長国連邦)で、昨年10月から施行された、最長10年の居住ビザを取得できる『ゴールデンビザ』をクリエーター枠で申請し、取得済み。旅券を失効してもすぐに強制送還されることはないとみられる。なので、警察側もガーシー容疑者が帰国せざるを得なくなるような二の矢、三の矢を放つだろう」(芸能記者)