テイラー・スウィフトと、ニッキー・ミナージュ(2015年) Photo: Chelsea Lauren/Shutterstock
人気歌手のテイラー・スウィフトと、人気女性ラッパーのニッキー・ミナージュがコラボするのではないかとファンたちが推測している。
3月24日(木)の夜、ニッキー・ミナージュはツイッターで「Barbz(ニッキーのファンの総称)へ。いつもアンチヒーローを応援するのは疲れるはずよね(It must be exhausting always rooting for the Anti-hero)」と、テイラーの楽曲「アンチ・ヒーロー」の歌詞を突然ツイートした。
さらに、そのツイートの前にも「自分の悪癖に任せていてはいけない(I should not be left to my own vices)」と意味深なツイートをしており、これもテイラーの「アンチ・ヒーロー」の歌詞「自分だけのものにしちゃいけない(I should not be left to my own devices)/犠牲も悪癖もついてくる(They come with prices and vices)」にとても似ているのがわかる。
ニッキーのこれらのツイートから、一部のテイラーファンは、ニッキーが参加するかたちでテイラーの「アンチ・ヒーロー」のリミックス・バージョンがリリースされるのではないかと推測している。
ツイッターでファンたちは「リミックス、いつ出るの!?」「テイラーとニッキーはやばい」「ついにコラボが実現するの!?」とすでに興奮した様子でリプライを飛ばしている。
テイラーとニッキーといえば、過去に不仲説がささやかれ、その後、公の場で和解したことで知られている。
2015年、「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」で、ニッキーはビヨンセをフィーチャーした新曲「Feeling Myself」がひとつもノミネートに入らず、また、楽曲「Anaconda」も「ベスト女性アーティスト」にはノミネートされたものの、「ベスト・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」にはノミネートされなかったことから、「スリムなボディで女性たちを称賛するビデオを作れば、ビデオ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされるのね」と投稿し、これがテイラーに向けたメッセージであると指摘された。
これに対しテイラーは「私はあなたが大好きだし応援しているわ。女性同士が争うなんてあなたらしくない」とリプライすると、ニッキーは「は?私のツイート読んでないでしょ。あなたについて言ったわけじゃない。私もあなたのこと大好きだけど、これについては話すべき」「あなたが私にツイートしてくる意味がわからない」と、テイラーのことをタグづけして反論した。
自身への批判だと思い込んだテイラーはニッキーに謝罪。この謝罪に対しニッキーは「とても意味のあることだわ。ありがとうテイラー」とハートマークをつけて和解した。
そして、このツイッターのやり取りの翌月の8月に開催された「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」でのニッキーのパフォーマンスの後半にテイラーがサプライズ登場。ニッキーの楽曲「The Night Is Still Young」とテイラーの楽曲「Bad Blood」を一緒にパフォーマンスし最後にはお互い笑顔でアツいハグをかわし、完全に和解した姿を世間にアピールした。