Mrs. GREEN APPLEは、大森元貴(ボーカル&ギター)、若井滉斗(ギター)、藤澤涼架(キーボード)からなるロックバンド。2013年に結成し、15年にメジャーデビューすると、毎年1枚のオリジナルアルバムリリースと着実なライブ活動を続けてきた。20年の活動休止宣言から、“フェーズ2開幕”として昨年3月から現在のメンバー編成での再始動を果たした。今年にバンド結成10周年を迎えるにあたり、オリジナルアルバムのリリース、対バンライブの開催、さらに自身最大規模のアリーナツアーの開催といったさまざまな活動展開を発表。そして、初めてドラマの主題歌を手掛けることになるのが「日曜の夜ぐらいは…」だ。

 主題歌の「ケセラセラ」は、スペインの言葉で「なるようになる」という意味。大森は「生きている中でどうしてもグッとこらえなければいけない局面、肩を落とす瞬間、たくさんあると思いますが、なるようになる。いいとか悪いとかではなく、なるようになる。そう信じて楽曲を書きました。1曲の中でさまざまな感情の情緒が感じられる楽曲だと思います。今を頑張って生きるすべての人へのファンファーレの気持ちを込めました」と説明。

 また、このドラマの第1話の脚本を読み、「頭3ページの時点で涙が出てしまいました」というほど琴線に触れたと述べ、「人の愛情、プライド、難しさを繊細に描かれていて、とても感銘を受けました。とても情景描写や行動まで丁寧に描かれており、初めて拝見するような脚本でした。楽曲を制作する上でイメージが湧いてあふれました」と感じ入った様子をうかがわせる。