そんな郷が潜入する一家の大黒柱である父親・佐々木歩を大倉、家庭を献身的に支える母親・陽を真飛、受験を控える女子高校生の長女・夢を吉田、同じく受験を控える男子中学生の長男・勝を荒木が演じる。一見すると裕福で品行方正な理想的なこの一家の本性が、郷との出会いによって明るみになる。なお、本郷と大倉、真飛、吉田、荒木はそれぞれ初共演。金をだまし取ろうとする詐欺師と崩壊寸前の犯罪一家といういびつな関係性を、どのように紡ぎ上げるのか期待が高まる。

 また、ドラマ主題歌が、ヤングスキニーの「ゴミ人間、俺」に決定した。ヤングスキニーは、結成からわずか2年半で若者たちを中心に絶大な支持を集める4ピースバンド。YouTubeやTikTokで弾き語り動画を投稿していたシンガー・ソングライターのかやゆーが、SNS上でバンドメンバーを募集し、2020年に結成。2022年10月にリリースした「本当はね、」は、10代女性を中心に共感を呼び、TikTokでは総再生数が11億回を超えるなど、SNSを中心にバイラルヒットしている。短いキャリアながらも今まで開催してきた自主企画は全公演即完売。そして、今年2月、待望のメジャーデビューを果たした。そして、「ゴミ人間、俺」は、3月15日にリリースした1stアルバム「歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた」の収録曲。ヤングスキニーの楽曲は初めてドラマ主題歌に起用される。