・BTS(防弾少年団)が集合した! 突如上がった彼らの近況報告が、大きな話題になっている。
・ジンが入隊してから約100日。どうやらジンの休暇に合わせて、みんなで一緒にご飯を食べたそう。
・次はJ-HOPEが入隊予定。入隊後も彼らのステージは何とか見られないものか?編集部が少しだけ掘り下げてみた。


BTS(防弾少年団)が、約100日ぶりに完全体で集結した。

BTS(防弾少年団)が、約100日ぶりに完全体で集結した!

3月25日、SUGAが自身のインスタグラムストーリーズに、1枚の写真を掲載。そこには、昨年(2022年)12月に入隊したジンの姿も。

どうやらジンの休暇に合わせて、メンバー全員が揃ったようだ。

残念ながら写真は、Vとジミンを除く5人だけしか写っていない。しかしSUGAは、その場に2人も一緒にいたことを補足、「10分先に行った」とメッセージを添えている。

SNSでの情報によると、3月26日に音楽番組の事前収録に臨んだジミンは、会場に集まったファンに、久し振りにメンバー揃ってご飯を食べたこと、自身は収録があるから先に帰ったことを報告したそう。

また、ジンがARMY(アーミー:BTSファン名称)に会いたがっていたことを伝えると、ARMYからも「ジンに会いたい!」という反応が上がったという。

久し振りにメンバーが全員集合したという近況報告は、世界中のファンを喜ばせた。

一方でファンは、7人完全体でのステージへの恋しさを、より一層募らせた。この後、ジンに続き、J-HOPEが入隊を控えている。

入隊しても、彼らのステージを何とかして見ることはできないのだろうか。

兵役中の規定を調べると、軍務遂行に支障をきたす恐れのある“営利行為”に対しては、制限が課されているようだ。

国家公務員法や軍人服務規律で禁止される“営利業務”とは、広く経済的な利益を取得する目的で、自ら経営し営利を追求することが顕著な業務と説明している。

軍人や軍務員は、国民全体に対する奉仕者として職務を誠実に遂行しなければならないため、身分上の特殊性があるのだという。

過去に、服務中の俳優が軍主催の行事で、自身の出演ドラマや映画を宣伝したと物議を醸したことがあった。

当時軍は「入隊後初めて舞台に立ったA君の緊張をほぐそうと、司会者がドラマの話を切り出した。これにA君が、即興的に答える過程で生じたハプニング」とし、「営利行為と見るには、継続性がなければならない。(今回は)計画されていない、一度きりの発言なので営利行為には該当しないという法理的検討を受けた」と明らかにした。

このように、芸能人の場合は「ドラマを見てね」といった発言さえも、広報活動であり営利活動と捉えられてしまう可能性があるため、特に注意が必要なのである。

しかし、軍主催の行事などでは、兵役中の芸能人がステージに上がってパフォーマンスを披露することもある。

韓国の“国軍の日”である10月1日は、大統領のパレードなどの大規模な式典も行われ、兵役中の芸能人が表舞台に立つことも。

またこの時期に開かれる『地上軍フェスティバル』は、陸軍基地を一部開放し、一般の人が展示や公演など様々なプログラムを通じて、韓国の軍隊文化を体験できるイベントとなっている。

昨年は10月7日から23日まで、鶏龍(ケリョン)市にて開催された『2022 鶏龍世界軍文化EXPO』では、入隊中のアイドルが参加して話題となった。

それは2021年12月に、韓国人メンバー全員がほぼ同時期に入隊したONF(オンエンオフ)。日本人メンバーを除く5人が、軍服姿で揃ってパフォーマンスを披露したのである。

過去には、陸軍本部主催の音楽会で、BIGBANG(ビッグバン)のSOLとD-LITEが歌ったことも。SOLはこの他にも、軍主催の行事で異例とも言えるミニコンサートを開催し、地域の住民や同僚の軍人を喜ばせた。

このように軍主催であれば、一般にも公開され、軍服姿でパフォーマンスを行う芸能人の姿を見られる機会があるようだ。

現在BTSのジンは、“助教”として服務中。“助教”は、教官の補佐役そして訓練兵のお世話係として、教育や訓練の準備、備品の配布や食事の配膳など、仕事は多岐に渡る。

そのため、かなりの激務だと言われているが、今後配属先が変わる可能性もある。入隊したメンバーらと合流し、軍主催のイベントに登場する可能性もゼロではなさそうだ。