「ネット用語で『ニキ』とは『アニキ・兄貴』の略称で、『ネキ』なら『アネキ・姉貴』を指します。“喧嘩自慢の方”と言うのなら、今流行りのアマチュア格闘大会『BREAKING DOWN』のことで間違いないしょう」

 こう語る週刊誌記者がさらに続ける。

「2021年に発足された同大会は『1分間最強』をコンセプトに、成り上がりを狙うアマチュア選手のほか、YouTuberやTikTokerの応募が増えています。出場者の中には、武器を持った10人と戦って勝ったと吹聴する『10人ニキ』、出身地の岡山の方言である“勾配きちーぞ”を連発する『勾配ニキ』、オーディションで警棒を持ち出した『警棒ニキ』など、15人以上の『ニキ』が存在。フォロワーの多い中川が非難している相手を曖昧にしていると、無関係な『ニキ』まで巻き込まれる可能性がありますから、事実であればそこはちゃんと特定した言い方をしたほうがよかったかもしれません」

 そんななか、“過去の怨念”が中川の怒りを増幅させたのでは、との見方も一部でされているという。