これまで世界野球「プレミア12」、東京五輪で日本代表に選ばれたが、同じポジションに名手の菊池涼介(広島)がいた関係で、いずれも指名打者としての出場だった。今回初めてに近い形で二塁手として出場し「やっぱり守備の方が緊張しましたね」と振り返った。

 2月中旬に沖縄のヤクルトキャンプを離れて侍ジャパンに合流して以来、久々に我が家へ帰ってきたことでリラックスした山田は、ダルビッシュ有選手と接して学んだことを語り始めた。

「名古屋での日本代表選手が集まる食事会の質問があり、ダルビッシュ有選手から『どんな質問をしたのか?』と記者から聞かれると『今はネット社会で周りに左右されやすい人もいるけど僕はそんな気にしない。価値は自分で分かっている』『1日10分の瞑想する話も聞いた』と次々に金言を語ってくれた。いずれも貴重な話だったのですが……ここで事件が起こったというのです」(スポーツ紙運動デスク)