ジャニーズにおいては、偉大な先輩たちを含めてもオリジナルアルバムがオリコン集計でミリオンに達したのは、KinKi Kidsの『A album』(1997年発売)、嵐の『僕の見ている風景』(2010年発売)『Japonism』(2015年発売)と数えるほどしかない(※KinKi Kids『B album』は出荷枚数上、日本レコード協会からはミリオンと認定されているが、オリコン集計上ではミリオンとはなっていないとされる)。1stアルバムから2作連続のミリオンは過去に例がなく、セールス面においてSnow Manはある意味で「嵐やキンキを超えた」ともいえる。
また、2021年にはシングルでデビューから3作連続でミリオンセールスを記録するジャニーズ初の快挙を達成。4thシングル『HELLO HELLO』も累計95万、7thシングル『オレンジkiss』も累計93万を突破しているとみられ、今後さらに記録が更新されていく可能性がある。「CD不況」などどこ吹く風で、Snow Manは記録ずくめの快進撃を続けている状況だ。
Snow Manの躍進の原動力となっているのが、熱烈なファンによる「推し活」だ。ファンたちはアルバム2作連続ミリオンという偉業達成に歓喜する一方、現在はジャニーズ初となる「YouTubeのMV1億回再生」という快挙に向けて推し活を展開。ファンはTwitterで「#DD1億回再生チャレンジ」などといったハッシュタグを使って連帯し、動画の再生数アップにいそしんでいる。