主人公・岸本七実(河合)の友人・天ヶ瀬環役の福地は、「オリジナルキャラクターということで愛にあふれたこのドラマに、環として少しでも温りを添えることが出来たらとても幸せなことだなあと思います。もうすぐ たくさんの方に見ていただけるのがうれしい気持ちです」とアピール。
七実たち岸本家に荷物を届ける配送業者・陶山克哉役の奥野は、「日々たくさんのお荷物の受け渡しをしておりますと、ふと自分は『誰から何を受け取って、誰に何を渡せているのか』とそこはかとなく思う時があります。きっと僕自身、岸本家の玄関先で、目には見えない“明るさと元気”を受け取ってまた次の配達に向かっているのだと。岸田さんのご家族のお話を通して、たくさんの感情と明日へ向かうエネルギーを受け取りました」と話す。
七実の才能を見いだし、作家への道を勧める小野寺柊司役の林は、「脚本は涙なしでは読めませんでした。自分の家族に思いをはせながら、たくさん笑ってたくさん泣きました。(脚本・演出の)大九(明子)さんをはじめ、すてきなキャスト・スタッフの方々の手によって、どれほど愛らしく豊かな作品になるんだろうと完成が楽しみで仕方ありません」と期待。
テレビプロデューサー・二階堂錠役の古舘は、「いや脚本が面白い! 俳優としてはそこが最重要なので、そこでまずガシッとつかまれました。いわゆる浪花節な御涙頂戴ではないのに泣ける。笑えて、泣ける。それは岸田さんの原作を丁寧に脚本にしたからなんだろうな〜。これはもう期待大です」と声を弾ませる。