Awichとトラヴィス・スコット
人気ラッパーのトラヴィス・スコットがサプライズ来日を果たした。
世界2店舗目、そして日本では初となるNIKEのプレミアム・ブランド「ジョーダン・ストア」の「World of Flight Tokyo Shibuya」が、3月25日、JRE神宮前メディアスクエアビル1階にオープン。それに先がけ、マイケル・ジョーダンの背番号「23」にちなみ、3月23日にメディア向けの内覧会と、オープン記念イベントが開催された。
イベントのため、ジョーダン・ブランド社長のクレイグ・ウィリアムズや、人気ラッパーのトラヴィス・スコットが来日を果たし、日本のトラヴィスファンたちが盛り上がりを見せた。
さらにトラヴィスは、両国国技館で開催されたイベントで、日本の人気女性ラッパーAwichのステージにサプライズで登場。
マイクを手にしたトラヴィスは「オーケー、トーキョー」「盛り上がってくれ!」「トーキョー、とっても愛してる」とマイクパフォーマンスし、最後にAwichとハグを交わすと「おやすみ!」と言って足早に去っていった。
トラヴィスのサプライズ登場に多くの観客が大興奮し「シークレットでトラヴィスが出てきたんだけど!」「Awichとトラヴィスはやばい!」といったコメントが投稿された。
一方、トラヴィスのマイクパフォーマンスに批判的な声も上がっている。ステージに登場するも一曲も披露せず、「トーキョー」とだけ言って去っていったトラヴィスの行動が納得いかない人々もいたようだ。
ツイッターでは「『トーキョー』だけ言って帰るなよ。もっと金もらってるんだろ。アジア人をナメるな」というコメントが投稿され、また、会場に訪れていた日本のマルチクリエイターの野村訓市氏は、インスタグラムで「アメリカだったら同じことはしないだろう。もう少しアジアのことを考えてくれ。トーキョーだけ言って去ることなんてできない。それ以上のお金をもらっているだろ」と、英語でつづったあと「日本をバカにしないでね」と書いて締めくくった。