確かに、『キングオブコント』(TBS系)の優勝者や、一発屋のキャラ芸人が「仕事がなくなった」と嘆き、笑いを取るパターンは珍しくないだろう。だが、今回の後藤の告白を発端として、せきを切ったように“実力不足”を指摘するネットユーザーが続出している現状を見ると、「そもそもなんで売れた?」という疑問ばかりが強調され、笑いに昇華できていないようにも見える。

 また、チャンネル登録者数63.6万人を誇るYouTubeの四千頭身公式チャンネルも、ここ数カ月は再生数が減少。今年は1万回再生にも満たない動画が目立ち、ファン離れの深刻さがうかがえるのだ。

 “お笑い第7世代ブーム”を代表する芸人として、一時はメディアに引っ張りだこだった四千頭身。再浮上はあるだろうか。