初夏の調布を彩る“音楽の宴”「調布国際音楽祭2023」のプログラムが発表された。

令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した指揮者で鍵盤奏者の鈴木優人がエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、バッハ演奏の第一人者 鈴木雅明が監修を務めるこの音楽祭は、調布の街の風物詩としてすっかり定着した感がある。

11回目を迎える今年は“One Melody for All”のテーマのもと、人類の共通言語である音楽が、様々な人々に届き、心がつながることを目指すという。

そのプログラムは、オープニングの「鈴木優人×読響銀幕を彩る名曲」を筆頭に、「深大寺で聴く古のうた」 、「川久保賜紀×佐藤晴真×松田華音チャイコフスキー《偉大な芸術家の思い出に》」、「調布国際音楽祭スペシャルガラコンサートOne Melody for All 」、「バッハ・コレギウム・ジャパン ヴィヴァルディ《四季》」 、「フェスティバル・オーケストラ ベートーヴェン『第九』」 など、気になる公演が満載だ。

新宿から電車で17分ほどの距離に位置する調布の街が音楽に包まれるその瞬間を楽しみたい。