back numberの5大ドームツアー『back number "in your humor tour 2023"』が、3月18日(土) の大阪・京セラドーム大阪を皮切りにスタートした。
彼らは2018年に東名阪全カ所完売のドームツアー『back number dome tour 2018 "stay with you"』を行っているが、札幌・福岡を加えた5大ドームツアーは今回が初。チケットは一般発売済みの京セラドーム2DAYS(各日4万人動員)、愛知・バンテリンドーム ナゴヤ2DAYSは即完売となった。
ライブはNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のタイトル映像を手がけた映像作家・新井風愉が映像を、音楽プロデューサーの小林武史がSEを担当したオープニングで幕開け。最新アルバム『ユーモア』から「アイラブユー」「水平線」「エメラルド」などヒット曲を次々と披露し、さらに初披露となった「ベルベットの詩」では久しぶりの声出しライブということもあり、会場に歌声が響き渡った。
栗原寿は「同じ時間を同じ場所で過ごすんだったら楽しいなって思った方がいいよね」「(アルバム収録の新曲は)今日が初日だからライブ初披露できて、アルバムの曲をやっと手渡しできた感覚」。小島和也は「僕らはめちゃくちゃ楽しんでます。初日っていうのもあって不安とか正直言ってあったけど、ここに立った瞬間みんなの顔を見たらもう楽しくてしょうがないです。ありがとうございます。こうやってライブで声を聴けるのがちょっともう何時ぶりかわからなくて感動しちゃった。やっと戻ってきましたよ! ライブが!! もっともっとみんなと楽しめるように一生懸命演奏していくんでお願いします」。
そして清水依与吏は「初日でドームということ自体に慣れているかと言ったら慣れていないからすごい不安もあった。でもドームだから完璧なものを見せなきゃいけないっていうテーマではやってません。(今日も)もちろん完璧じゃなかったと思うし、それを目撃したと思う。次のいい曲次のいい歌詞を目指してやっていくんでその先でまた出会えますように」とそれぞれ語った。
ライブではほかにもTVCMやMUSIC VIDEOなどで知られる映像ディレクターの渡邉直、秦永優子、軍司拓実や、アニメーション作家のめいにーなどが手がけたライブ演出映像も見どころとなっている。