顎木あくみによる大ヒット和風ファンタジー小説を実写映画化した『わたしの幸せな結婚』の初日舞台挨拶が3月17日(金)、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演を務めた目黒蓮(Snow Man)とヒロイン役の今田美桜、共演する大西流星(なにわ男子)、前田旺志郎、高石あかり、塚原あゆ子監督が出席した。
明治・大正期を思わせる架空の時代を舞台に、政略結婚によって結ばれた心を閉ざしたエリート軍人と過酷な運命を背負ったヒロインが、次第に心を通わせるラブストーリー。Snow Manの「タペストリー」が主題歌に起用されている。
圧倒的な美ぼうの持ち主で、冷酷無慈悲と噂される、心を閉ざした名家の当主・久堂清霞(くどう・きよか)を演じた目黒。本作が初の単独主演映画となり、「昨日まではソワソワしていましたが、長い時間をかけて、多くの皆さんと完成させた作品を届けられるので、晴れやかな気持ちですね」と喜びを語った。
公開を前に、さまざまなメディアで宣伝活動が展開され、目黒は33のテレビ番組にゲスト出演。表紙を飾った雑誌は35誌にのぼり、目黒本人も「すごっ!」と驚いた様子で、「こんなに多くのメディアで宣伝させていただくのは、本当にありがたいなと思います。これからの人生で、こんなにたくさん、テレビに出ることあるのかなと思うくらいでしたね」と奔走を振り返った。東宝によると、初日動員と土日の座席予想数から推計し、興行収入30億円を目指せる好スタートを切っている。
ヒロイン・斎森美世(さいもり・みよ)を演じた今田は、「とにかく人一倍、“ありがとう”を周りに伝える方。感激しました」と目黒の座長ぶりを回想。目黒とともに、プロモーション活動を行い、「いつお会いしても、とにかくまっすぐで私も助けられ、引っ張っていただいた」と感謝を示していた。