バレエ『SWAN LAKE ON WATER(スワン・レイク・オン・ウォーター)』が、8月に東京・有楽町の東京国際フォーラムホールAにて上演されることが発表された。

本公演では、三大バレエの一つ『白鳥の湖』を大量の水と映像、照明で演出。水しぶきを上げながら踊るコール・ド・バレエ(群舞)や12トンもの水を使った雨のような演出、華やかな宮殿や美しい湖畔のCGプロジェクション、水景を美しく浮かび上がらせるLEDライトなどで、新しく幻想的な『白鳥の湖』を表現する。

出演は、ハリコフ・オペラ・バレエのイリナ・カンダジェフスキーとアナトリー・カンダジェフスキー夫妻が立ち上げたバレエ団であるウクライナ・グランド・バレエ。本拠地ハリコフ・オペラハウスがウクライナ侵攻によって爆撃され、ハリコフ・オペラ・バレエのダンサーたちは戦火を逃れ避難民に。そんな状況の中、カンダジェフスキー夫妻はウクライナ・グランド・バレエを立ち上げ、今回の新作に挑む。なお、チケット代の一部は、ウクライナの子どもとその家族を支援するために寄付される。