このほかにも、有吉弘行がNHKと日本テレビを股にかけた生放送番組に出演し、『笑点』のメンバーがチコちゃんに叱られたり、朝ドラ『舞いあがれ』の出演者が『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』に出たりする場面も。さらに、「どーもくん」や「そらジロー」もライバル局に登場したが、大型コラボも吹き飛ばしたのがWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)だ。
「せっかくの興味深いコラボでしたが、コラボ期間はWBCと丸かぶり(苦笑)。コロボ企画の目玉だった『ダーウィンが来た!』と『鉄腕DASH』は日本vsオーストラリア戦の真裏でしたし、『ぐるナイ』と『チコちゃん』も、裏でやっていた日本vsイタリア戦の視聴率が50%近かったので、完全に吹き飛ばされました。
WBCとは被らなかった『さんま御殿』は前週より約2ポイント上がっているので、潜在的にはコラボで数字が上がる力があったはず。『ダーウィンが来た』を筆頭に、WBCの裏になってしまった番組はのきなみ前週より数字が下がっており、ただただ、もったいなかったですね」(民放バラエティ番組制作関係者)
人気番組がどれだけ力を合わせても、大谷翔平ひとりに持っていかれた両局。一方で、コラボ自体に意義を唱える声もある。
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