ロバート・ダウニー・Jr. ロバート・ダウニー・Jr. photo : Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstock

パラマウント ピクチャーズは、アルフレッド・ヒッチコック監督の 1958 年のクラシック サイコスリラー『めまい(原題:Vertigo)』のリメイク版の権利を獲得した。そして『アイアンマン』などで知られる人気俳優のロバート・ダウニー・Jr.が主演候補としてあがっている。Varietyなど各メディアが報じている。

オリジナル版の『めまい』では、ジェームズ・ステュアートが主人公のジョン・“スコティ”・ファーガソンを演じた。ジョンは、重度のめまいに襲われるようになり、高所恐怖症のため、警察を引退。その後、 知人の妻、マデリンを調査するよう雇われるのだが、彼女に夢中になっていくというストーリーだ。

『めまい』は、劇場で最初に公開されたときは大成功とはいえず、賛否両論の評価を受けた。 しかし、1980 年代になると、名作として認知されるようになる。 1982年、英国映画協会のサイト・アンド・サウンド誌が行った史上最高の映画の調査(10年ごとに実施)で、『めまい』はトップ10に入り、リストに登り続け、ランキングの第1位に達した。 ちなみに、Varietyは最近、これまでに作られた 100 の最高の映画のリストで『めまい』を 32 位にランク付けしている。

ロバートは、2019 年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が史上最高の収益を上げた映画の 1 つであり、2020 年には、『ドクター・ドリトル』で、ヒュー・ロフティングの児童文学『ドリトル先生』で有名なジョン・ドリトルを好演。そして、ロバートは父親についてのドキュメンタリー「"Sr.":ロバート・ダウニー・シニアの生涯」をプロデュースして出演し、さらにはクリストファー・ノーランの最新作『Oppenheimer(原題)』でキリアン マーフィーと共演する予定だ。

果たして主演はロバートに決定するのだろうか・・今後のニュースにも注目が集まる。