ハリー・ベイリー Photo: Chelsea Lauren/Shutterstockハリー・ベイリー Photo: Chelsea Lauren/Shutterstock

実写版『リトル・マーメイド』で主演を務める、ハリー・ベイリーは、実写リメイク版の撮影では、1日13時間水の中にいることもあったと明かしている。

物語の主人公は、海の王国を司るトリトン王の末娘であり、世界で最も美しい声を持つ《アリエル》。好奇心に溢れ、まだ見ぬ人間の世界に憧れていた彼女は、掟によって禁じられているにも関わらず、ある日、人間の世界へと足を踏み入れる――。

今度の映画は、1989年にディズニーが制作した同名のアニメーションの物語を再現することになっているが、アリエルが陸に上がる理由など、いくつかの相違点がある。そしてオリジナルとなる新曲も含まれる。

6月9日(金)公開で期待が高まる中、Editionの取材に応じたハリー・ベイリーは、『リトル・マーメイド』の撮影は、最大13時間水に浸かっている日もあり、困難なこともあったと明かした。しかし、アリエルというキャラクターから強さを感じ、自分を追い込み続けることができたと説明している。「今まで生きてきた中で一番自分を追い込んだわ。そして、彼女からのメッセージは、自分の中に常にそれがあることを知ることだったように思う」。

全編CGではなく、本物の水を使うシーンもあるという本作。ハリーは映画だけでなく、アリエルというキャラクターにも献身的に取り組んでいると話していることで、公開前に期待がますます高まっている。

またハリーは、「私バージョンのこの作品が楽しみで仕方ない。男の子のために海を離れることを決断したというオリジナルのストーリーの視点を、ガラッと変えたんだもの」とコメントしている。