出場者のサラ・ベス・リーベと、ケイティ・ペリー
あるオーディション番組での、ケイティ・ペリーと出場者が繰り広げたやりとりが物議をかもしている。
3月5日に放送された人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン31に、25歳の女性サラ・ベス・リーベが出場した。
サラ・ベス・リーベはかなり若く見えるタイプで、この日の服装も相まって見た目は高校生にも見えた。
そして、審査員のケイティ・ペリー、ライオネル・リッチー、ルーク・ブライアンらに自己紹介するなかで、ルーク・ブライアンがそんな彼女の見た目を「君は16歳くらいに見えるね」と絶賛したのだ。
サラ・ベスは審査員たちと、「いいえ、25歳よ」「いや、16歳だ」というやりとりを繰り広げると、「あなたたちは私のお気に入りよ。私には3人の子供がいるの」と笑いながら告白したのだ。
この「25歳にして3人のママ」という発言に「何!?」とおどろいたケイティは、ショックのあまり立ち上がると、ルークにもたれかかるような仕草を見せる。
これにサラ・ベスが「あなたがテーブルに伏せてしまったら、私が気絶しちゃう」と発言すると、ケイティが「ハニー、あなたはテーブルに寝転びすぎたようね」と、若くして3児のママであることをからかうような発言をし、視聴者から批判の声が上がったのだ。
番組放送後、サラ・ベスは自身のTikTokを更新。「あのやりとりが放送されるのは恥ずかしかった」と口にすると、ケイティの発言について「傷ついた。女性が他の女性をサポートしたり、持ち上げたりすることはとてもクールだと思う。でもママをおとしめるようなことは超ダサい。ママでいるのも大変だし、女性でいるのも大変だから」と不快感を示した。
さらに「私はすべての動画や投稿にコメントしてくれている若いママ、普通のママのことを理解している」と続けたサラ・ベスは、「私はただ、あなたたちのがんばりを知っていて、感謝しているし、あなたたちには価値があると伝えたいの。赤ちゃんを愛し続けてね」と呼びかけた。