ジェームズ・ガンが監督を務める映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が、5月3日(水・祝) に公開される。このたび、ピーター・クイル役の山寺宏一、ロケット役の加藤浩次、マンティス役の秋元才加をはじめとする、シリーズお馴染みの吹替声優キャスト9名の続投が発表された。

本作は、アイアンマンやスパイダーマンら、数々のヒーローを生み出してきたマーベル・スタジオの中でひときわヒーローらしくない銀河一の落ちこぼれヒーローチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の活躍を描いてきたシリーズの完結編。

かつてアベンジャーズの一員として最凶最悪の敵・サノスを倒し世界を救ったものの、最愛の恋人ガモーラを失ったショックから立ち直れないスター・ロードことピーター・クイルと、ガーディアンズの仲間たち。そんな彼らの前に、銀河を完璧な世界に作り変えようとする恐るべき最凶の敵「ハイ・エボリューショナリー」が現れ、ロケットに命の危機が迫る。家族を超えた絆で結ばれた大切な仲間の命を救うカギは、ロケットの知られざる過去に隠されていた……。

1作目の冒頭を見て“1秒で好きになった”とシリーズを振り返るガーディアンズのリーダー、ピーター・クイル役の山寺は「こんな面白いエンターテイメントがあるのかというくらい大好きだし、ピーター・クイルという役も好きなので『ガーディアンズ』シリーズとしては最後というのは本当に寂しいのですが、最後ですから全力で挑みたいと思いますし、自分の代表作にしたいと思っています」と語り、最新作への気合いも十分。

本作で物語の鍵を握るとされるロケット役の加藤もシリーズ1作目の頃を振り返り「9年経つと狂犬感もずいぶん薄れているんですよね。でも今回はラストですから、心の底に沈んでいる狂犬をもう一回呼び戻して、アフレコしたいと思ってます。それくらいロケットに思い入れもある」と、こちらも本作で生み出されるであろうひとつの結末へ向け、ユーモアたっぷりに熱い決意を語った。

2作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』からの参加となったマンティス役の秋元は「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』単体での集大成ということで私自身がファンとしても寂しい気持ちもありますが、作品が続くごとにギャラクシーチームも存在感が大きくなってるなと感じるので、すごく楽しみにしています」と本シリーズへの想いを滲ませた。