2019年に連続ドラマがスタートし、20年には劇場版、21年にseason2、そして22年5月に続編映画が公開。若者からお年寄りまで幅広い層に絶大な支持を得た本作は、映画公開終了時からさらなる続編への要望を受け、この度、舞台を北海道・函館に移した新シーズンの制作が決定した。
過去のシリーズでは、クジラの竜田揚げ、ミルメーク、ソフトめんなど毎回懐かしい給食が登場し、「親子や友達と会話が生まれるドラマ」「涙が出るほど懐かしい!」「市原隼人の振り切った演技秀逸すぎ」など視聴者からのコメントが寄せられ、お茶の間をにぎわせてきた。また、市原演じる甘利田の「うまそげじゃないか」「私は給食が好きだ。給食のために学校に来ているといっても過言ではない」などのセリフや、「好きなものを好きと言える」という、容易に見えて困難な願望を体現するキャラクターとコミカルな演技も話題に。
昨年公開された「劇場版 おいしい給食 卒業」のラストでは、甘利田が函館への転勤が決まり、給食のライバルだったゴウとの別れで幕を閉じた。新シーズンでは、北の地オリジナルの献立や食材に囲まれて、新たなる給食道の幕開けとなる。
続編決定に市原は「もう、奇跡です。何もないところから始まったオリジナル作品をこんなにも多くの皆さまに愛していただき、これ以上ない感謝を申し上げます」と喜びを表現し、「1988年の函館を舞台に、給食に翻弄(ほんろう)され滑稽ながらも人間くさく懸命に生きる甘利田先生の姿から、時代に寄りかかり忘れかけている大切なものをお届けいたします」とアピール。