「日テレにとってはライバル局の宣伝をする感覚が強く、抵抗を覚える局上層部も多い。映像使用料のこともあるので無償で使える1試合2分を超えての映像使用は難しかった」(同)
世間が大盛り上がりする中でまさかの企画倒れになりそうだったが、苦肉の策でやったのが16日の準々決勝のイタリア代表戦で値千金のホームランを放った巨人・岡本和真選手を軸にした企画だった。
「試合でもなかなか打てず苦しんだ末にホームランを打ったのでドラマ性もあるが、一番の理由は日本テレビのグループ会社の読売巨人軍所属の選手としてPRできるからでした。中山さんもご満悦だったと聞きます」
大手芸能事務所のトップタレントの意向を完全スルーすることはできない。「強い要望」に応えるべく、スタッフが四苦八苦した末だったことを本人は知る由もない。