『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』コンプリートボックスが3月15日(水) にリリースされる。このたび、「鉄の玉座」製作の舞台裏に迫ったメイキング映像が公開された。
本作は、TVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚を描く新シリーズ。『ゲーム・オブ・スローンズ』から200年前を舞台に、これまで謎に包まれていたドラゴンを操るターガリエン家の歴史が明かされる。
『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズでお馴染みの「鉄の玉座」は、ターガリエン王朝の初代国王エイゴン征服王が、かつて七王国を征服した際に倒した兵士たちの剣1,000本で出来ていると言われている。
公開された映像では、実際に使用された「鉄の玉座」には、本物の剣が2,000本も使用されているという衝撃の事実が判明。椅子だけではなく、刃が天井を向いた状態の剣や、ぐにゃりと曲がった刃やグリップなどが交互に編み合わされて絨毯のような姿になり、玉座の間を張り巡っている様子が映し出されている。
模型士がプラスチックの剣と、本物の剣2,000本を慎重に組み合わせ、細部までこだわり抜いて完成したセットは、七王国征服の歴史と最高権力の重みを、刺々しくも美しく表現。撮影以外では“DANGER!”の警告文付きで保管されている「鉄の玉座」との撮影には、美術統括のドミニク・マスターズも「アップで撮ろうと役者に近づくと500本もの剣がカメラマンに向いている。一部のセットを外し、美しく撮れるように工夫した」とコメント。
そんな本気の美術に、ヴィセーリス・ターガリエン王を演じたパディ・コンシダインも「玉座の間に入った瞬間、真っ先に玉座に座った」と撮影時の興奮を明かした。
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