「浮腫む」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「むくむ」
です!
疲れたときや寝不足のとき、お酒を飲んだ翌日などなど、顔や手足がむくんでしまう方は
少なくないかと思います。
こういったむくみは、浮腫と書いて医学的には(ふしゅ)とも言います。
多くは運動や水分補給が十分でない場合に一時的になるものが多いようですが、
体内の塩分を排出するカリウムが効果的というお話もあります。
バナナやリンゴなどに含まれているので積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。
また押してもなかなか戻らない場合や、全身に出てくるなどの重度のむくみは
迷わずお医者さんに相談するようにしましょう。
最後はこの漢字!「衵」
今回の難読漢字は「衵」です。
よく知ってる漢字「祖」「祝」に似てますが…
よく見ると違う!
あなたは何と読みますか?
「衵」の読み方のヒントは?
1.「衵」をひらがなにすると3文字になります。
2.日本の伝統芸能やきものが好きな人は知っているかもしれません!
3.『娘はその時、紅の衵を御褒美に頂きました』芥川龍之介「地獄変」より引用
正解は…
正解は「あこめ」でした!
「衵」の音読みは「ジツ」、訓読みは「あこめ」「ふだんぎ」です。
日を白にして、「袙」と書いても正解ですよ!
「衵」とは、装束の下着、または普段着や肌着を意味します。
平安時代の大人にとっては重ね着の一部でしたが、幼い子どもたちは衵だけで過ごすこともあったのだそう。
『わらはべなど、をかしきあこめすかたうちとけて』源氏物語より引用
「衵扇」とは?
平安時代の巻物を見ると、宮中の女房たちはみんな美しい扇を手にしています。
あの扇は「衵扇(あこめおうぎ)」と呼ばれます(男性用は檜扇)。
薄い檜(ヒノキ)の板を扇状にまとめて、吉祥柄が描かれた「衵扇」は、メモするとき、顔を隠すとき、物の受け渡しの際など、日常的に愛用されていたそうです。
和紙を貼った現代の扇のルーツといわれていますよ!