若い頃はその強面からヤクザやチンピラなどを演じることが多かった遠藤憲一さん。名悪役として有名でしたが近年では優しい父親や刑事、医者などをのほかコミカルな役柄を演じることも多くなりました。そんな遠藤憲一さんの出演作品についてご紹介します。

遠藤憲一のプロフィール

名前:遠藤憲一(えんどう けんいち)
生年月日:1961年6月28日
血液型:O型
出身地:東京都品川区
身長:182cm
職業:俳優、ナレーター、脚本家
所属事務所:エンズタワー

180cm台の長身であり強面かつその鋭い目つきから悪役を演じることが多く「名悪役」友いわれることが多かった遠藤憲一さん。「エンケン」という愛称で親しまれていますね。

しかし近年ではそのイメージを覆すようなコミカルな役柄を演じることも多くなり、主役や準主役など主人公を引き立てるような役を演じることも多くなりました。

役者になったきっかけは過去の学生時代にありました。勉強が苦手だった若き日の遠藤憲一さんは半年ほどで高校を中退してしまいます。

しかしその後、電車でふと目に入った広告の劇団胸位塾に応募したところ、見事合格して今日までの俳優人生を歩むことになりました。

最新出演ドラマは「サギデカ」!

遠藤憲一さんの2019年現在最新の出演ドラマといえば、女優の木村文乃さんが主演を務めるNHK連続ドラマ「サギデカ」です。

遠藤憲一さんは木村文乃さん演じる主人公が所属する「警視庁捜査二課南新宿分室」のメンバーとして出演しました。警察という役柄とスーツ姿もなかなかかっこよくて渋いです。

【主演】遠藤憲一の出演ドラマ一覧

学生の歳の頃から俳優として活動を始めたため、実に長いキャリアを持った遠藤憲一さん。名悪役として有名になり近年は明るい役柄も演じるようにな理ました。

遠藤憲一さんは架空の人物だけでなく限りなく現実に近いような人物も演じたりと役者としての引き出しもかなり持っています。ここでは遠藤憲一さんが主演を努めた作品についてご紹介します。

それぞれの断崖(2019年)

遠藤憲一さんが主演のドラマ「それぞれの断崖」で遠藤憲一さんは息子を殺された父親恭一郎を演じています。

このドラマでは遠藤家日さん演じる恭一郎が息子を殺害した犯人の母親と結ばれるという衝撃の展開があり、この展開はかなりの反響を呼びました。

遠藤憲一さんは「相思相愛の濡れ場なんて58歳にして初めて」と発言しており、生々しいシーンとなっています。

さすらい温泉 遠藤憲一(2019年)

こちらは遠藤憲一さんが役者を引退したあとに、正体を隠して日本中の温泉宿で中居さんを務める様子を取材するというドキュメンタリーのような設定になっているドラマです。また温泉宿で働く遠藤憲一さんが宿で恋した女性を助けるというような人情物ドラマでもあります。

バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~(2017年)

こちらは2017年に深夜枠で放送されたドラマで、遠藤憲一さんの他にも6人の「名脇役」と言われる俳優さんが本人役で出演しています。

この人選は2002年に組まれた東京スポーツの特集記事で「日本映画界を支える俳優6人」に選ばれている俳優さんたちとのことです。

民王(2016年)

こちらは2016年に深夜枠で放送されたドラマです。強面で悪役としてのイメージが強い遠藤憲一さんですが、このドラマではそんなイメージを覆すような評価を得ています。

遠藤憲一さんの役どころは総理大臣の父親ですが、ストーリーは菅田将暉さん演じるなよなよした自分の息子と人格が入れ替わってしまうというものです。

人格が入れ替わった父親を演じる遠藤憲一さんの演技が可愛いと評判を呼び、深夜ドラマながら高視聴率を出したドラマでした。

お義父さんと呼ばせて(2016年)

こちらは2016年に放映されたドラマで、遠藤憲一さんは渡部篤郎さんとともにダブルで主演を努めました。特に遠藤憲一さんはこの作品が地上波ゴールデンの、しかも各局で花形番組が並ぶ時間帯での初主演作となりました。

50代で同じ年齢の男性2人が20歳以上も年下の女性に恋をして、その助成との結婚をめぐってコミカルに対立を繰り広げるコメディドラマとなっています。

水曜ミステリー9 ソタイ 組織犯罪対策課 (2014年~2016年)

こちらは2014年から2年にわたって放送されたドラマです。東京六本木で発生する凶悪犯罪に立ち向かう刑事の活躍を描いたドラマです。遠藤憲一さんは妻と離婚して、猫とともに暮らしている警部補二本松進を演じています。

かすてぃら(2013年)

こちらは有名なシンガーソングライターであるさだまさしさんが書いた自伝的小説をドラマ化したものです。遠藤憲一さんはさだまさしさんの父親である雅人を演じます。

駐車違反を取り締まった警察との対決や悪徳不動産屋への容赦ない仕返しなど 遠藤憲一さんが演じる父・雅人の笑いなしに見ることができない武勇伝は見どころです。

水曜ミステリー9 内田康夫サスペンス (2012年~2013年)

内田康夫さんの推理小説が原作のサスペンスシリーズで、2012年から2013年の間に放送された作品は遠藤憲一さんと緑友利恵さんが主演を努めています。

遠藤さんは同僚たち岡部や同僚から「河チョー」と呼ばれている刑事課の主任で、ストレスから胃潰瘍を患って通院している巡査部長を演じています。

湯けむりスナイパー シリーズ(2009年~2012年)

こちらは漫画サンデーにて連載されていた漫画をテレビドラマ化させたものです。こちらは遠藤憲一さんの記念すべき連続ドラマ初主演作品となりました。遠藤憲一さん演じる主人公の元殺し屋源ははまり役として高い評価を受けました。