一方、その悠生の不倫相手・伊奈周平を演じる本田は、「周平は、僕が今まで出会ったことのないポリアモリーというものを持った人物です。それは恋愛の対象が性別関係なく、たくさんの人を同時に愛せること。このことについて撮影前にたくさん勉強しました。ポリアモリーであることをまだしっかり自覚できていないからこそ、戸惑い苦悩してきた分、そんな彼は自分を取りつくろう生き方をしているんだろうな、と思う瞬間が多々ありました。だからこそ、周平の一番近くで寄り添って、ワンシーン、ワンシーン感情をかみ砕きながら演じました。『愛』この言葉の意味について、皆さまがこの作品を通して少しでも考えるきっかけが生まれたらうれしいです。少しいびつな三角関係をお楽しみください」と難しい役どころを伝え、見どころをアピールしている。

 そして、オープニングテーマ「ヤマアラシのジレンマ」を担当する学芸大青春は、東京・学芸大学駅付近で共同生活を行いながら全国に青春を届けるべく、彼ら自身の姿とイラストレーター・冨士原良氏がデザインを手掛けた2次元キャラクターと、実在する3次元の姿で活動を行う5人組男性グループ。今回の楽曲は、“隣に居たいだけなのに傷つけてしまう”という切ない歌詞がドラマの世界観と重なり、盛り上げていく。