◆ムネアツなオーケストラドラマたちを振り返る
「オーケストラ系ドラマ」なんて分類はないと思うのですが、過去にもオーケストラを舞台にしたドラマ作品はあり、揃ってムネアツでした。代表的なのは、映画化もされた『のだめカンタービレ』(フジテレビ系、2006年~)、そして1997年に放送された『それが答えだ!』(同)。
『のだめカンタービレ』は、上野樹里演じるピアニスト“のだめ”と、玉木宏演じる指揮者“千秋さま”が、仲間たちと刺激し合いながら一流の演奏者を目指す物語。
そして『それが答えだ!』は、世界的なマエストロ・鳴瀬(三上博史)が主人公。高圧的な態度からオケのメンバーからボイコットされ、田舎の中学校のオーケストラ部を指導することに。藤原竜也や深田恭子らが演じた生徒たちとの交流を通じて、人間らしい心を取り戻していく物語でした。
数は多くありませんが、間違いなくドラマファンの心に残っている名作です。そして『リバーサルオーケストラ』も、この先忘れられない作品になること間違いなし!