黒木が演じるのは、藤原道長の嫡妻・源倫子。左大臣家の姫であり、宇多天皇のひ孫で、おおらかさと強さを併せ持つ女性だ。道長の出世の道を支え、共に歩む。紫式部(まひろ)とも交流があり、不思議な関係が築かれていく。

 黒木は「藤原道長の嫡妻・源倫子のお話をいただいた時、『このドラマでの彼女は一見くったくのないお嬢様に見えるが、実は周囲が見えていて、本当の意味で統率力のある女性』とうかがいました。(2018年の「西郷どん」以来)久々の大河ドラマの出演ですし、連続テレビ小説『花子とアン』以来の共演となる吉高さんとのお芝居も楽しみにしています。藤原道長の嫡妻として、紫式部とはまた違った関係を築いていくさまを見ていただけるとうれしいです。倫子の持つ明るさや強さを、ユーモアをもって表現できればと思います」と意気込んでいる。