テレワークを導入する企業が増えたことにより、ビジネス環境に大きな変化をもたらしました。その影響によりスキルアップしたい内容にも変化がでてきています。今学ぶならどんなスキルが良いのか考えていきます。
今、私たちに必要なスキルってなに?
新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加している現状を踏まえ、政府は各企業のテレワーク率を70%まで要請する考えを明らかにしました。そのような動きもあり、今後もテレワークという働き方は加速していくだろうと予想されています。その影響により、ビジネスでは「求められるスキル」にも変化が。
テレワークが進む今こそ、必要なスキルは一体なに? これからの時代に必要なスキルについてご紹介します。
文章でのコミュニケーションスキル
直接的なコミュニケーションが少なくなるテレワークでは、テキストでのコミュニケーションが必要になります。そのため、文章の「伝え方」を見直す必要があります。オフィスであれば直接話をしてすぐに解決できていたようなことでも、離れて仕事をしているがために上手く文章を作成しないと伝わらない…訂正が多くて二度手間三度手間…なんてことも。
これまでは言った・言わないのような、うやむやになっていた部分も、これからは全てログが残るようになります。そのためより一層、自分の指示や発言が相手に正しく伝わるかどうかを意識していく必要があります。
ファシリテーションスキル
ファシリテーションとは、会議・ミーティングといった集団活動において、より良質な成果が生み出せるようにサポートしていくことを指します。支援するだけでなく、より良い方向に進むように舵取りをすることも意味しています。そしてそれらを進行する人としてファシリテーターと言います。
オフラインの会議においてもファシリテーションスキルは必要でしたが、オンライン会議が増えることによって、ますますこのスキルは重要視されてきています。なぜならオンラインは、人数が多くなるほど、議題の進行を仕切る人がいないと停滞したり、参加者も発言のタイミングが難しくなったりと、リアルなコミュニケーションより進めづらい特徴があるからです。
ファシリテーターになる場合、会議の明確な目的・ゴール・議論の流れを準備しておくことが重要となります。