4月は、あちこちで満開を迎えた桜が京都の古い町並みを彩り、京都が最も美しい季節の一つです。春のお出かけを計画しているなら、是非、京都観光へ出かけてみませんか?観光の際に知っておきたい4月の京都の気温と最適な服装、観光スポットやこの時期だけの楽しいイベントもご紹介します!
京都の4月の天気や気温は?
京都の4月の天気と降水量
桜が綺麗な京都の4月は、ポカポカ陽気の晴れの日が毎日続いて欲しいものですが、寒い冬から春~初夏にかけて季節の変わり目でもあるこの時期には、一週間の間でも天気がコロコロと変わりやすく、比較的まとまった雨が降る日もあるのが特徴です。
ここ数年の傾向では、週1回~10日に1回程度の頻度で雨が降っていて、降水量もおよそ150mm前後と、少ない値ではありません。過去の4月の天気を見ても、一ヶ月の内、大雨の日が1日、しっかりとした雨の日が2~4日、小雨の日が6日程度、と月の3分の1程度が雨の日になっています。
京都は三方を山に囲まれた盆地ですから、四季の変化に富んだ美しい景色が楽しめる代わりに天気が変わりやすいのが特徴です。今日は快晴でも明日には雨が降ることも多いので、観光やイベントへ外出の際には、事前にこまめに天気予報をチェックした方が良いでしょう。
京都の4月の最高/最低気温と平均気温
京都市内の4月の平均気温は15℃前後と日中は過ごしやすい陽気ですが、注意が必要なのが一日の寒暖差です。最高気温が28℃を超えて汗ばむ程の日がある一方で、夜には盆地特有の冷え込みがあり、日中は暖かくても夜には急激に温度が下がって4月下旬でも最低気温が3~4℃、場所によっては氷点下になることもあります。
京都へ外出する際には、日中の天気や最高気温だけで判断するのではなく、必ず最低気温も一緒に確認して、両方の気温に対応可能な、着脱や温度調整のしやすい服装で出かけるようにしましょう。
京都市内の4月の気温・降水量
2015年4月 | 2016年4月 | 2017年4月 | |
平均気温 | 15.6℃ | 16.1℃ | 14.8℃ |
降水量 | 163.5mm | 180.5mm | 129mm |
最高気温 | 28.8℃ | 28.6℃ | 27.5℃ |
最低気温 | 4.5℃ | 3.5℃ | 3.3℃ |
京都の4月の服装選びポイント
京都4月の服装ポイント①:旅行や観光には羽織るものを持って出かける
京都の4月の朝晩はまだまだ寒く、日中との寒暖差が大きいのが特徴です。日中の外出のみであれば軽装でもOKですが、数日の旅行や夜間も外出するなら、寒暖差に対応できる服装が必須になります。着脱しやすい服装に加え、急激な冷え込みに対応できるカーディガンやストール等の羽織物、また夜の外出にはコートが必要です。
京都4月の服装ポイント②:4月の上旬と下旬の気温差に注意
4月の平均気温は15℃前後と暖かいですが、上旬と下旬では平均気温に5℃程度の差があります。桜が見頃の4月上旬はまだまだ肌寒い日も多く、また新緑が芽吹く下旬には汗ばむ日が続くこともあります。
上旬はのお出かけであれば厚手のコート、下旬ならスプリングコートと、素材や厚みを変えたり、コートの中のインナー等で調整するなど、服装には時期に合った工夫が必要です。
京都4月の服装ポイント③:山へ出かける際には花粉の対策を
京都には、歴史ある寺院が建ち並ぶ古都の街並みだけでなく、嵐山や貴船、伏見といった自然を感じることのできる観光地や、トレッキングや散策に適した山々が多く存在します。4月という気候の良い季節に京都を訪れるのであれば、是非こういった中心部から少し離れたエリアにも足を伸ばしてみたいですね。
ただ、京都の4月は、まだまだ花粉の多い時期。花粉症の方は、マスクや眼鏡を装着したり、服装は花粉の付着しづらいナイロン製の上着を着用するなど、しっかりと花粉対策をして出かけられるのをオススメします。
京都の4月の服装コーデ
京都4月の服装①:コート+ダウンジャケットの重ね着スタイル
桜が見頃を迎える4月は、ポカポカ陽気で過ごしやすい気候のように感じますが、4月上旬ではまだまだ花冷えの日も多く、加えて、京都では朝晩の寒暖差が大きいため、日中の気温に合わせてて軽装で出かけてしまうと、夜に耐えられない程寒い思いをすることになります。
一日中観光したり、夜のライトアップイベントに出かける予定の日は、薄手~やや厚めのコートのインナーにダウンジャケットを重ね着して、防寒対策を行っておきましょう。ダウンジャケットは軽量でコンパクトに折りたためるものにしておけば、日中の暖かい気候の中で観光する際には、鞄などに収納しておけるので便利です。
京都4月の服装②:Iラインにまとめたダウンジャケット+ワイドパンツ
歩き回る日には、流行のワイドパンツなら一日中締め付けもなく快適に過ごすことができます。ボトムにボリュームがあるので、ダウンジャケットはタイトなものを選ぶとスッキリとスタイル良く見えます。
首元には、バランスが良く見え、また、まだ寒さの残る4月の京都の防寒対策として、ストールを一枚巻いておくと温度調整がしやすいのでオススメです。
京都4月の服装③:トレンチコートの重ね着で脱カジュアル
春先に重宝するスプリングコートの中でも、トレンチコートはカジュアルな装いをクラスアップしてくれるのにとても役立ちます。一日中外を散策しながら観光するのであれば、できるだけラフな服装が楽ですが、トレンチコートを一枚羽織れば、カジュアルになりすぎず、京都の街並みの中でも悪目立ちしません。
厚手のパーカーであれば、トレンチコートだと少し肌寒い日でもしっかりと防寒できますし、逆に日差しが暖かく、暑く感じるのであれば、パーカーを腰に巻いた上からトレンチコートを着ても、着崩した感じがこなれたオシャレ感を演出してくれます。
京都4月の服装④:同系色でまとめたコーディガンスタイル
季節の変わり目に重宝するコーディガンも、4月の京都で観光やイベントを楽しむには欠かすことのできない服装の一つです。コーディガンのインナーにニットを着れば、少し肌寒い程度の気温でも快適に過ごすことができますし、全身を淡いベージュや白で統一すると上品な印象で、京都で素敵な食事を楽しむ際にもピッタリです。
京都4月の服装⑤:爽やかな季節を過ごしやすいコーディガン+Tシャツ
温度調整のしやすいコーディガンは、暖かく過ごしやすい京都の4月下旬にも大活躍します。少し汗ばむ日もあるこの季節には、インナーに半袖のTシャツを合わせておけば、日中はコーディガンを脱いで、新緑の季節の爽やかな気候を満喫することができますし、日が暮れて肌寒くなったとしても安心です。
京都4月の服装⑥:細身パンツとカラフルシューズでライダースを女性らしく
季節の変わり目に出番が多い服装は、ショート丈のジャケットですね。少し肌寒い日には、ライダースをチョイスすれば、風を通さず暖かい上に、普通のコーディネートも一気にお洒落に仕上がります。ボトムは細身のパンツとカラフルなフラットシューズで、スタイル良く、カッコイイのに女性らしいコーディネートが楽しめます。
京都4月の服装⑦:春らしいふんわりスカートをライダースで引き締めて
春先のポカポカ陽気は、軽やかなふんわりスカートを楽しみたくなりますね。とは言え、まだ肌寒い日もある4月の京都で観光やイベントを楽しむのであれば、トップスにライダースを選んで、スタイルの引き締め効果と寒さ防止を叶えましょう。インナーにパーカーを重ね着しても、こなれた雰囲気がお洒落に見えますよ。
京都4月の服装⑧:春のトレンドのトレンチスカートにはデニムジャケットを
新トレンドとして注目のトレンチスカートを春先に履くのであれば、トップスはデニムジャケットが高相性です。首元にはストールやバンダナを合わせれば、4月末の新緑の季節にもピッタリな、爽やかなスタイルが完成します。
京都4月の服装⑨:何でも合うマウンテンパーカーにはキレイめスウェットを
今また脚光を浴びているマウンテンパーカーは、どんなスタイルにも合わせやすい万能アウターですが、あえてキレイ目なスウェットを選ぶと、洗練されたカジュアルを楽しむことができます。イベントや観光で動き回りたい時にも活動しやすいですね!
京都4月の服装⑩:カップルでリンクコーデも可能なニット+ダウンベスト
カップルで京都デートを楽しむのであれば、ダウンベストでさりげなくリンクコーデをするとお洒落に見えます。まだ寒暖差の残る4月なので、インナーはニットを合わせた方が安心ですよ。
京都4月の服装⑪:春の定番スタイルならニット+ストール
4月中旬以降になると、アウターを持たずに出かけたい気候が増えてきます。そんな日には、コットンニットなどの薄手のニットに、さっと羽織れるストールを合わせて、春らしい気候を楽しみましょう。パステルカラーや白色を選べば、さらに春らしいコーディネートになりますよ。
京都4月の服装⑫:初夏を感じるツインニットで軽やかに
5月が目前になってくる頃には、肌寒い日も少なくなり、過ごしやすい気候になります。新緑の風を感じながら、ツインニットで観光やイベントを楽しみましょう。インナーのニットは、ノースリーブより5分丈くらいの方が、着脱できて便利です。紫外線が強くなり始める頃なので、帽子などをコーディネートしても素敵です。