ワイキキの西側に位置し、再開発が進められているワードエリア。おしゃれなレストランが数多くあるこの地区の人気ベトナム料理店「ピギースモールズ」が閉店しました。

人気のベトナム料理店ピギースモールズ

「ピギースモールズ」は美味しいベトナム料理をカジュアルに味わえるレストランとして、ワード地区にあるワードヴィレッジに2016年10月にオープンしました。

オーナーシェフのアンドリュー・リー氏は生まれも育ちもハワイというベトナム系アメリカ人で、日本にもお店があるザ・ピッグアンドザレディのオーナーでもあります。

もともとKCCファーマーズマーケットでベトナム料理の屋台を出店していましたが、人気に火が付きザ・ピッグアンドザレディをオープン。

その後、よりオープンでもう少しカジュアルにベトナム料理が楽しめるレストランをと考えたオーナーがオープンさせたのが、ピギースモールズでした。

ユニークでオリジナリティ溢れる料理が多く、ビーガンメニューやスイーツなどにも力を入れているレストランで、予約必須の人気店としても知られていました。

閉店になった理由は

このピギースモールズのオーナーであるアンドリュー・リー氏は、インスタグラムとフェイスブックに「閉店のお知らせ」を掲載し、ハワイでは大きなニュースになりました。

こうして2月12日、ピギースモールズは7年間の歴史の幕を閉じました。

閉店となった理由について、リー氏はここ3年間の従業員不足が原因と発表しています。

ハワイでは新型コロナのパンデミックになってからというもの、飲食業や観光業などから多くの人材が他業界に流失し、深刻な人手不足が問題となっています。

また、この投稿内でリー氏は、閉店を発表以来、大勢の人達からたくさんのメッセージを受取り、その反響の大きさにびっくりしていると述べています。