2位:『どうする家康』(NHK)第10回

 第2位は、12日に放送された松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』第10回。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を新たな視点で描くという本作だが、今回は家康が側室を娶ることになり、相手を探すという内容だった。

 視聴者が最も注目したのは、側室として娶ったお葉(北香那)が、同性愛者であると告白するシーン。家康との間に女児をもうけたお葉だったが、その後、「これにて、側室の勤め、終わりにしていただきとうございまする」と家康に切り出す。

 家康がその理由を問うと、好きな人ができたといい、その相手は侍女の美代(中村守里)だったのだ。「昔から殿方が苦手」であったというお葉は、美代を知るうちに自分の本当の気持ちに気づいたとのこと。

 このシーンにTwitter上では、「大河で女性同性愛の要素を入れるようになったのか」など好意的に受け止める声がある一方で、否定的な声もあり、賛否が分かれた。